フジテレビの宮司愛海アナウンサーが14日、Spotifyのポッドキャスト番組『宮司愛海のすみません、今まで黙ってたんですけど…』に出演。アナウンサーに就いてからの変化を語った。
幼少期は「明るかったんですよ」
ゲスト出演したお笑いコンビ・銀シャリの橋本直に、子供のころの性格を聞かれた宮司アナは、「明るかったんですよ。逆に今は、それがどっか行っちゃったぐらいな感じで……」と明かして苦笑い。「昔は本当に明るくて。泣いてる人がいたら、そばに行って“どうしたの?”みたいな。ザ・優等生タイプで、学級委員長とかもやってました」と振り返り、「曲がったことが嫌いで。悪さしてる子がいたら“ダメだよ!”って言ったりして。誰とでも仲良かったと思いますし、自分に自信があった」と打ち明けた。
しかし、アナウンサーという仕事に就き、自身の明るい性格が変わってしまったそうで、「アナウンサーは、自分のことを表現する仕事じゃないので。本当はそういうことが好きだったんだけど、それをやらなくなってからやり方がわからなくなって……」と吐露。「アナウンサーの仕事は好きなんです。全体を見渡して言葉にして伝えるのも好きなので」と前置きしつつ、「ちょっと自信を失うみたいな感じ」「ジワジワとそれを取り戻したいなっていう気持ちもある」と現在の心境を明かした。
続けて、「クイズ番組に出て全然漢字が読めなくて、“こんなヤツがニュースを読んでるのか!”って思われるのもマズいから、出ないほうがいいよねって。今は、本人の意思次第で出てもいいんですけど」と、アナウンサーの内情も語った宮司アナ。「とにかく守りの仕事なので」「ディフェンシブですね。オフェンスすることはない」と話すと、橋本は、「難しいですね。ご自身の明るかった性格と、ディフェンシブな……」と同情。宮司アナは、「どっちも持てると最高なんですけどね。バランスが難しい」と悩ましい様子だった。
【編集部MEMO】
2023年11月にスタートした『宮司愛海のすみません、今まで黙ってたんですけど…』は、フジテレビアナウンサー・宮司愛海がパーソナリティを務めるSpotifyオリジナルポッドキャスト番組(毎週土曜9時配信)。宮司アナは番組開始前、「入社9年目、会社員として働く毎日で感じたこと、思ったことを話します。アナウンサーとしての私、32歳の等身大の私。背伸びせずありのままの気持ちを言葉で表現したいと思っています。基本的には“ひとりごと”のつもりですが、時々素敵なゲストの方をお迎えしていくつもりです」とコメントを寄せ、「リスナーの皆さまからのメッセージや叱咤(しった)激励も織り交ぜながら、素敵な番組を作っていきたいと思っています!」と意気込んでいた。