松本山雅FCは19日、ヘッドコーチを務めていた早川知伸氏の監督就任を発表した。
1977年7月11日生まれの早川氏は現在47歳。指導者キャリアを始めたのは、プロキャリアの大半を過ごした横浜FCで、育成年代のコーチや監督を歴任した後、2021年4月から同シーズン終了までトップチームの監督を務めた。2023年には松本山雅FCのコーチに就任すると、今シーズンはヘッドコーチとして、霜田正浩前監督の“右腕”となっていた。
今シーズンは、4位で回ったJ2昇格プレーオフの決勝戦で涙を呑んだ松本山雅FC。監督への内部昇格が決まった早川氏は、クラブ公式サイトにて雪辱を期するコメントを残している。
「松本山雅FCに関わる全ての皆様へ このたび監督を務めさせていただくことになりました、早川知伸です。“昇格”という二文字に、覚悟と強い責任を感じております。松本で2年間を過ごし、この街の魅力や価値、そしてポテンシャルを肌で感じました。『松本というこの地に、松本山雅FCあり』という存在意義を示していきたいと考えております。攻守において、常に主体的なフットボールを目指します。松本山雅FCを支えるファン・サポーター、スポンサー企業、ボランティア、全ての皆様の期待に応えるため、全力で戦います! ご支援、ご声援のほどよろしくお願いいたします。この街の人達と共に昇格を」