大谷翔平 最新情報
トロント・ブルージェイズが3億4000万ドル(約526億円)の契約延長オファーを提示したものの、25歳のブラディミール・ゲレーロ・ジュニア内野手が拒否し、さらなる増額を求めているようだ。フアン・ソト外野手の巨額契約がゲレーロの決断に大きな影響を与えたと、スペイン紙『マルカ』が報じている。
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ゲレーロは2015年にブルージェイズと契約を結んでプロ入りし、マイナーリーグでの経験を経て2019年からMLBでプレーしていた。2024シーズンは打率.323、30本塁打、103打点、OPS.940(出塁率.396 + 長打率.544)の成績を残している。2025シーズン終了後にはフリーエージェント(FA)になる予定のため、2023年の大谷翔平選手(ロサンゼルス・ドジャース)、2024年のソトに続き、2025年はゲレーロが注目の的になりそうだ。
ただ、ブルージェイズはゲレーロとの契約更新を考えており、ソトが最終決定を下す前にゲレーロにオファーを提示していたという。同紙によると、ゲレーロはすぐに返事はせず、ソトがニューヨーク・メッツと15年総額7億6500万ドル(約1184億円)の超大型契約で合意したのを確認した後、自分の価値も上がる可能性があるゲレーロがオファーを拒否したようだ。
同紙はタイトルに「ブルージェイズが深刻な問題に直面。ゲレーロが3億4000万ドルのオファーを断る」とつけ、「ボールは今、ブルージェイズ経営陣のコートにあり、彼らが下す決断は簡単なものではないだろう。なぜなら、ゲレーロはソトや大谷のような契約を望んでおり、それを求めるだけの才能があるからだ。しかし、ブルージェイズはそれほど高いお金を払いたくはないだろうし、彼を失えば主力打者がいなくなるというジレンマに陥っている」と報じている。
最終的にブルージェイズがゲレーロとの契約更新を諦めた場合、少しでも利益を残すためにトレードを検討する可能性があるとの見解を示した。大谷やソトの巨額契約が、メジャーリーグで活躍する選手たちの求める契約金の基準を引き上げたのかもしれない。
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