フジテレビ系ドラマ『わたしの宝物』(毎週木曜22:00~)に出演する松本若菜、田中圭、深澤辰哉がこのほど、クランクアップを迎えた。最終話は、きょう19日に放送される。
主人公・神崎美羽を演じた松本は、第9話のラストでも話題を呼んだ、動物園のシーンでクランクアップ。「ただいまをもちまして、神崎美羽役、松本若菜さんオールアップです!」の声が上がると、スタッフ一同から大きな拍手が。松本は「本当に4か月お疲れ様でした! みんなで顔をそろえてオールアップできたのがとてもうれしいです」とあいさつ。托卵という決断を下す美羽を演じたことについては、「あんまり(役を)引きずることって今までなかったんですけど、気持ちも落ちたりしました」と、難しさを感じたこともあったという。しかし、「私自身も美羽に引っ張ってもらって、この作品を終えることができました」と語り、撮影期間を振り返った。
ここで、前日に先にクランクアップを迎えていた田中圭がサプライズで登場。4か月間ともに現場で戦ってきた田中の姿を見て、松本もほっとしたような柔らかな笑顔を見せていた。最後に「皆さんとこうやってご一緒できたことが、なによりもわたしの宝物です。本当にありがとうございました!」とスタッフに感謝の言葉を伝えて、2クール連続主演という怒濤の日々を過ごした『わたしの宝物』の現場を卒業した。
美羽の夫・神崎宏樹役を演じた田中は、多くの時間を過ごした神崎家リビングのシーンでクランクアップ。第1話で見せた美羽に対しての厳しい言動と、栞が生まれて改心してからの演技の幅の広さに大きな注目が集まっていた田中だが、「本当にやりがいのある役やストーリーで、最初は“しんどいなと思う日がいっぱい来るのかな”と思っていたのですが、若菜さんの人柄に本当に助けられましたし、スタッフの皆さんが演じやすい環境を作ってくださいました」と、松本やスタッフに感謝のあいさつ。
また、SNSのオフショットや取材などでたびたび仲の良さを見せていた深澤については、「思っていたよりも、(深澤)辰哉くんが面白い人だったりして…(笑)」と語り、この4か月で深まった絆が垣間見える場面も。そして最後に、「作品が持っている雰囲気とは違う、温かい雰囲気が現場にはちゃんとあって、みんなが同じ方向を向いて仕事をしていたので、オンエアを見るのが毎週楽しみでした。本当にありがとうございました!」とあいさつをして、最後の撮影を終えた。
そして、冬月稜役を演じた深澤は、松本と同じく動物園のシーンでクランクアップ。スタッフからの拍手に包まれた深澤は「本当にありがとうございました! 出演者の皆さんやスタッフの皆さんに本当に支えていただきました」と感謝の言葉を述べた。
取材などでも、作品のテーマの重さから強い覚悟を持って出演を決めたと語っていた深澤だが、「この作品に出ることをすごく悩んだんですが、こうして参加させていただいて、周りの皆さんに本当に助けていただきました」と語り、充実した撮影の日々を振り返った。最後に深澤は「この経験は一生忘れることはないと思いますし、大きくなってまた皆さんとご一緒させていただければと思います」と締めくくり、本作の現場を卒業した。
コメント全文は、以下の通り。
■松本若菜
「皆さん、本当に4ヶ月お疲れ様でした!みんなで顔をそろえてオールアップできたのがとてもうれしいです。難しい題材だったので、美羽を演じていて私も毎日悩みました。あんまり引きずることって今までなかったんですけど、気持ちも落ちたりしました。“役が抜けないってこういうことなのかな”って思うくらい、私自身も美羽に引っ張ってもらって、この作品を終えることができましたし、こうして最後まで続けられたのは、間違いなく皆さんの力のおかげです。本当にたくさん思い出がよみがえってくるんですけど、皆さんとこうやってご一緒できたことが、なによりもわたしの宝物です。本当にありがとうございました!」
■田中圭
「ありがとうございました!本当にやりがいのある役やストーリーで、自分は笑っているシーンが最後の方までなかったので、最初は“しんどいなと思う日がいっぱい来るのかな”と思っていたのですが、若菜さんの人柄に本当に助けられましたし、スタッフの皆さんがやりやすい環境を作ってくださいました。あとは思っていたよりも、(深澤)辰哉くんが面白い人だったりして…(笑)。でも、作品が持っている雰囲気とは違う、温かい雰囲気が現場にはちゃんとあって、みんなが同じ方向を向いて仕事をしていたので、オンエアを見るのが毎週楽しみでした。明日の撮影で全体もクランクアップだと思いますが、皆さん最後まで無事完走してください。本当にありがとうございました!」
■深澤辰哉
「4ヶ月、皆さんお疲れ様でした。本当にありがとうございました!出演者やスタッフの皆さんに本当に支えていただきました。この作品に出ることをすごく悩んだんですが、こうして参加させていただいて、周りの皆さんに本当に助けていただきました。この経験は一生忘れることはないと思いますし、大きくなってまた皆さんとご一緒させていただければと思います。ありがとうございました!」
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