オレンジページは12月17日、「家飲み事情」に関する調査結果を発表した。同調査は10月18日~27日、国内在住の20歳以上の女性1,071人を対象に、インターネットで実施した。
自宅でお酒を飲む人の1カ月のお酒代を聞くと、最も多い回答は「3,000円未満」(41.2%)だった。ただし、週に4日以上飲む人では「5,000~1万円未満」が最多となっている。「お酒代を節約したい」と考えている人は60.0%と半数を超えた。
1年前と比べた家での飲酒頻度は、66.0%が「変わらない」、18.2%が「減った」、15.8%が「増えた」と答えた。頻度が下がった理由は、「物の値段が上がりすぎてお酒にお金が回らない」「物価高でお酒を買う余裕がなくなった」などの声が多かった。
よく飲むお酒の種類は「ビール」(58.8%)が最も多く、「サワー、チューハイ」(57.4%)が続いた。家でよく飲むお酒のアルコール度数では、最も多かったのが「3~5%未満」(45.6%)だった。
アルコール度数が1%未満の「微アルコール飲料」を、ふだん飲むことがある人は31.0%だった。2022年の調査時(22.7%)と比べ、8ポイントほど増加している。「ノンアルコール飲料」を飲むことがある人は42.0%だった。
2割弱は、1年前より微アル、ノンアルを飲む頻度が上がったと答えており、その理由としては、「体に負担がかからない」「微アルコール飲料の種類が増えたのと、おいしくなったから」といった声が寄せられた。