KDDI/沖縄セルラーは12月19日より、UQ mobileの加入者向けに5G SAサービスの提供を開始する。
5G SAは、コア設備や基地局なども含めて5G専用の技術と設備で構成した5Gサービス。5G普及の第一段階となるNSA(ノンスタンドアローン)では4Gのコア設備(EPC)を活用する形で高速・大容量など5Gの長所の一部を先行して実現しているが、コア設備まで新世代となるSA(スタンドアローン)では5Gの真価ともいえるネットワークスライシングなどのより高度な機能を実装する下地が整う。KDDIでは、auユーザー向けとしては5G SAのサービスを2023年4月から提供しており、今回UQ mobileでも同様のサービスが利用できるようになる。
5G SAサービスを利用するには、契約の回線種別の「5G SA」への変更を行っており、利用するスマートフォンが5G SA対応の機種でなければならない。また利用開始にあたっては5G SA対応SIMへの変更や5G SAの有効化の設定が必要となる。利用準備の手順は、UQ mobileのWebサイトで機種別に案内されている。
料金プランについては、現在受け付けている5G向けプランと同等のプランを5G SA契約でも利用でき、新規受付を終了しているプランでも一部は5G SAに対応する。契約変更にあたっては、事務手数料3,850円が発生する。また契約変更に伴い、着信転送サービス/割込通話サービス/迷惑電話撃退サービス/番号通知リクエストサービス/お留守番サービスEXの設定内容が初期化されるため、再設定が必要になる。
UQ mobileで販売取り扱いのある5G SA対応のスマートフォンは以下のとおり。一部機種では、ユーザー自身によるソフトウェアアップデートが必要となる。UQ mobile販売端末以外での対応状況はUQ mobileのWebサイトで確認できる。
- ソフトウェアアップデート不要(対応済み)
- AQUOS sense8
- AQUOS sense9
- arrows We2
- BASIO active2
- Galaxy A55 5G
- Galaxy S23 FE
- Google Pixel 8
- Google Pixel 8a
- iPhone 14
- iPhone 15
- Redmi 12 5G
- Redmi Note13 Pro 5G
- Xiaomi 13T
- Xiaomi 14T
- Xperia 10 V
- Xperia 10 VI
- 要ソフトウェアアップデート
- AQUOS sense7
- Galaxy A54 5G
- Galaxy S22
- Google Pixel 7
- Google Pixel 7a
- Xperia 10 IV
- Galaxy A23(2025年1月以降アップデート配信予定)
- Galaxy A53(2025年1月以降アップデート配信予定)