徳島ヴォルティスは18日、ゲルト・エンゲルス氏をヘッドコーチとして招へいしたことを発表した。
ドイツ出身のエンゲルス氏は、1957年4月26日生まれの現在67歳。ボルシアMGに在籍した経歴もある同氏は、プロキャリア最後のクラブとなったアセノ・スポーツクラブ(現:水戸ホーリーホック)で指導者キャリアを積むと、その後は横浜フリューゲルスやジェフユナイテッド市原・千葉、京都パープルサンガ(現:京都サンガF.C.)や浦和レッズなどの監督を歴任。指揮官としては、横浜Fと京都で天皇杯を2度制覇しており、特に前者は消滅するクラブに捧げる最後のタイトルだった。
2020年にはINAC神戸レオネッサを率いた他、1991年から2年間は滝川第二高校サッカー部のコーチも務めるなど、日本サッカー界の発展に寄与したエンゲルス氏。2019年に京都サンガF.C.のコーチを退任して以来6年ぶりに”Jの舞台”に帰ってきた同氏は、徳島ヴォルティスのヘッドコーチ就任に伴い、クラブ公式サイトにてコメントを残している。
「徳島ヴォルティスの皆さん、初めまして。ヘッドコーチを務めることになりました、ゲルトエンゲルスです。徳島ヴォルティスで、再びJリーグクラブのスタッフとして仕事ができることを嬉しく思います。J1昇格を目指して頑張りましょう」