日産は2024年12月18日、ビームスが監修した特別仕様車シリーズ「ビームスエディション」を発売した。企画・デザインを株式会社ビームスが監修し、オリジナルデザインを採用したビームスエディションは、台数限定で日産サクラ(286万7700円)、デイズ(174万6800〜189万6400円)、ルークス(203万7200〜218万6800円)、ノート(256万1900〜284万2400円)、セレナ(344万1900〜400万8400円)、エクストレイル(410万3000〜440万3300円)の6車種に設定。なお、特別仕様車の購入には特設サイトから事前の申し込みが必要となる。
ビームスエディション特設サイト:https://www2.nissan.co.jp/SP/BEAMS/
2024年1月に開催された東京オートサロン2024に出品されたルークスをベースにしたコンセプトカー「ルークス ビームス カスタマイズド コンセプト」。同車は市販化を望む声が多く、ユーザーのニーズに合わせてモデルを選択できるように日産の最先端技術を搭載した6車種がビームス流のトータルコーディネートをまとって誕生した。
ビームスの“本当によいものには裏表はない”という思想を今回の特別仕様車にも反映し、裏返しにしたデニムを再現したシートカバー生地を採用するなど、コンセプトカーのエッセンスを踏襲しながらも、洋服に色移りがしないなどといった機能性を確保している。
この裏返したデニムを再現したシートカバーは全モデルに標準装備。ビンテージデニムの特徴である通称“赤耳”と呼ばれるほつれ止めをあしらったアクセントを座面に入れ、ビームスのタグや大小のシートポケットなど、ジーンズのデザインをインテリアに落とし込んでいる。
フロントグリルやドアミラー、アルミホイール、ボディサイド、フロアカーペット(寒冷地仕様は除く)には、ビームスを象徴するカラーであるオレンジや、コンセプトカーのエッセンスであるデニムカラーのネイビーを基調としたアクセントを採用。
インテリアではステアリング(日産サクラはインパネに配置)とドア開口部の足元、エクステリアではボディサイド後方とバックドアにビームスのロゴを配して、ビームスエディションであることをアピールしている。
室内にデニムを再現した“個性派”の特別仕様車がいよいよ街を走り出す。
〈文=ドライバーWeb編集部〉