フジテレビ系ドラマ『全領域異常解決室』(毎週水曜22:00~)に出演する藤原竜也、広瀬アリス、小日向文世、福本莉子、迫田孝也がこのほど、クランクアップを迎えた。最終話は、きょう18日に放送される。
小日向、福本、迫田ら「全決」メンバーは最終話の重要なシーンを撮り終え、全員一緒にクランクアップ。小日向は「オリジナル作品ということで、(脚本の)黒岩(勉)さんとプロデューサー陣によって素晴らしい本にしていただき、そこに参加できたことは本当に光栄に思っております」と言葉を紡ぎ、「監督やスタッフの皆さん、本当にステキな映像を作っていただいて…こんなぶっ飛んだ作品を、説得力のある画にしていただいて、本当にありがとうございました」と感謝の意を表した。また、「僕は“お芝居ってちょっと恥ずかしいな”という気持ちがいつもどこかにあるんですよね。それを隠しながら演じているんですが、特に今日は指をかむ所は本当に恥ずかしかったです…(笑)」と本音を吐露。そして、「出来上がりを楽しみにしております! 本当に皆さんありがとうございました。お疲れさまでした!」と、少し顔を赤らめながら笑顔でメッセージを寄せた。
福本は「皆さん、ありがとうございました! 豊玉妃花は本当に演じていてとても楽しくて、今までにやったことのないヘアメークや言動なども楽しかったです」と自身の役について思いを。「何よりも皆さんが毎日温かく迎えてくださって、毎日現場に来るのが本当に楽しくて、終わってしまうのがさみしいです。ぜひ、続編を作ってください! ありがとうございました!」と続編への期待を込めながら、満面の笑みで感謝の言葉を述べた。
迫田は「皆さま、長い間お疲れさまでした。お世話になりました」と切り出し、「これだけ良い人を演じたのは、ちょっと久しぶりで(笑)。勝手に途中で闇落ちしようかな…とか考えていたんですけど(笑)。監督含めスタッフの皆さん、共演者の皆さんが、“芹ちゃんはそんな人じゃないよ”と教えてくださったので、最後まで走り抜けることができました。ありがとうございました!」と、自身の役について思いを明かした。
広瀬は「全決」のセットで、藤原や小日向、福本、迫田らおなじみのメンバーとのシーンを最後に一足先にクランクアップ。スタッフから「以上のカットをもちまして、雨野小夢役、広瀬アリスさんオールアップになります!」と声がかかり、キャスト・スタッフから大きな拍手が送られた。そばにいた藤原から花束が贈られると、笑顔で受け取り、藤原をはじめ、一同に向かって深々と何度も頭を下げた。
広瀬は「皆さま、お疲れさまでした。毎日現場に来るのがとても楽しみで仕方のない1クールでした。大先輩の皆さんのカッコいい背中を見て、そして年下の俳優さんたちの真っすぐさにも刺激を受けて、とにかく学ぶことが多い3カ月間でした」と改めて撮影を振り返った。そして、「私的には、まだまだ続きがあってもいいんじゃないのかな~? とか勝手に思っていますので(笑)。またここで皆さんと集まって『全領域異常解決室』やりたいな、と思います!」と続編への願望を伝えた。
また、「残り数日間、皆さん頑張ってください!ケガなく、健康に! 最後まで駆け抜けてください。お疲れさまでした!!」と最後は元気なあいさつで締めくくると、劇中の神々の世界では広瀬と夫婦関係にあった迫田が開口一番に「かわいい! かわいいよ!」とエール(?)を送り、セット内は温かい笑いで包まれた。
本作最後のカットは、主演・藤原のあるシーン。最後まで走りきった藤原を見届けるためにこの日に撮影をしていた、「全決」メンバーたちも最後のシーンを見届け、さらに一足先にクランクアップを迎えていた広瀬も駆け付け、藤原に花束を渡した。広瀬のサプライズ登場に驚く藤原は「え~~~!! ビックリした…」と驚き、少し涙ぐみながらもうれしそうな表情を浮かべ、バディとして共に走りきった広瀬に「ありがとうございました!」と感謝の気持ちを伝えた。
そして、「皆さん、本当にお疲れさまでした。(広瀬の登場に)すごいサプライズですね! テレビドラマに出てるって感じがします(笑)」と胸中を明かすと、周囲からは笑いが。藤原は「この画期的な作品は、黒岩先生の脚本を読むたびに、(膨大なセリフの量に)日々憂うつになってきまして…違う意味で目を細めてあまり読まないようにしていました(笑)。それぐらい大変でした。あんなに撮影をしたのに、記憶がないんですよね」と苦労を語った。
また、「黒岩先生の書いた作品を監督、プロデューサ-含め、優秀なスタッフ…みんなで我々、完走したじゃありませんか!!」と手にしていた花束を掲げ、はじける笑顔と共にスタッフたちへ問いかけると、現場からは大きな拍手と歓声が上がる。最後は、「素晴らしい良い役者陣と共に歩んできた約3カ月…大変でしたが、自分の人生において、素晴らしい作品の一つになったんじゃないかな、と思います。お疲れさまでした!」と共演者にも深々と頭を下げた。
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