イカロス出版は、21世紀に姿を消した主要な夜行列車のラストランを時系列で振り返り、その感動的なラストシーンを当時の報道写真等を交えて伝える書籍『21世紀 夜行列車ラストラン総集編』(A4変判判144ページ、2,970円)を発売した。

  • 臨場感あふれる写真とともに、最終列車の運転日や牽引機のデータを掲載

  • 懐かしい夜行列車のラストシーンを多数の写真で振り返る

  • 『21世紀 夜行列車ラストラン総集編』表紙

圧倒的な人気を誇ったブルートレイン「北斗星」「トワイライトエクスプレス」の廃止から10周年を迎える2025年に合わせた記念企画として出版される。前半では、2010年廃止の「北陸」「能登」から2016年廃止の「カシオペア」「はまなす」まで、主要な夜行列車のラストランを臨場感あふれる報道写真や沿線の様子とともに紹介。特別なセレモニーや横断幕、記念イベントなど、最終日の演出の様子も収録している。

後半では、「はくつる」「富士」「はやぶさ」など、2009年以前に姿を消した列車を取り上げ、懐かしいラストシーンを振り返る。各列車の最終日の時刻表や、JR時代の夜行列車の歴史をまとめた「資料編」も収録した。