くら寿司は12月12日、大阪・関西万博に参加予定の70か国・地域を代表する料理を再現した70種類のメニューを公開した。

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本場の味を特別仕様の鮮度くんで提供

くら寿司は大阪・関西万博において、「回転ベルトは、世界を一つに。」をコンセプトに、同社史上最多となる338の座席、および当社史上最長となる約135mの回転ベルトを設置した店舗を出店する。始まりも終わりもない回転ベルトを設置した店内で、万博に訪れる人々が笑顔になるような楽しい食体験の提供を目指し、「ハンズ・ハンズPROJECT」を実施する。

万博店舗の特別メニューとして、70か国・地域を代表する料理を再現した70種類のメニューを開発。うち24か国のメニューについては、各国の駐日大使など、本場の味を知る人たちに試食してもらい、意見やアドバイスをもとに改良。各国・各大使の食文化を反映した本格的な味わいを再現することにこだわったという。

また抗菌寿司カバー「鮮度くん」も特別仕様にデザイン。2つに繋がれたカバーの連結部分には、万博カラーである赤と青の手が握手するモチーフを採用。前方には各国・地域の料理を、後方にはお寿司メニューを配置することで、一体となって回転ベルト上に流れる仕組みを実現した。

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万博応援企画

2025年2月7日より、特別メニューを全国約550店舗で提供する万博応援企画を展開する。本企画では各店舗がその国・地域の味を楽しめる「ミニパビリオン」であるかのように、70種類あるメニューのうち、1店舗につき1商品を提供する。近隣の店舗でそれぞれ異なる国・地域のメニューを販売する予定のため、まるで世界旅行をしているかのような体験が楽しめる。さらに、店舗を巡ることで貯まるポイントやSNSを活用したキャンペーンも同時に実施する予定。

  • 万博応援企画(画像はイメージ)

サステナブルな万博店舗

大阪・関西万博に出店する店舗の外観は、くら寿司を象徴する蔵をイメージ。一目で「寿司屋」だとわかるよう、空気中のホコリやウイルスから寿司を守る「抗菌寿司カバー鮮度くん」に入ったマグロの寿司を大きく描いたシンプルなデザインとなる。外壁素材には、廃棄予定の赤貝の貝殻約33.6万枚を再利用し、海藻から作る糊などを使用してできる"人工物不使用の漆喰"を採用した。

  • 万博店舗外観(パース画像はイメージであり、変更となる可能性がある)

くら寿司史上最多の座席数と最長の回転ベルト

同店舗の店舗面積は799.55㎡、座席数はくら寿司店舗で最多となる338席(6人席54BOX、カウンター席14席)、お寿司が流れる回転ベルトも最長の約135mと、くら寿司史上最大規模の店舗となっている。店内は、既存のグローバル旗艦店と同様に、テーブルや柱に白木を、座席には畳シートを使用するジャパニーズモダンなデザインで、天井には巨大な回転ベルトと皿のグラフィックが大胆に描かれている。

  • 店内(パース画像はイメージであり、変更となる可能性がある)