バイエルンが元ドイツ代表GKマヌエル・ノイアーとの契約延長に近づいているようだ。16日、『スカイスポーツ』や『ビルト』など複数のドイツメディアが伝えている。
現在38歳のノイアーはシャルケの下部組織出身で、2006年夏に20歳でトップチームデビューを飾った。2011年夏に完全移籍加入したバイエルンでは現在に至るまで絶対的守護神として君臨。ここまでクラブ歴代8位となる公式戦通算540試合に出場し、ブンデスリーガ11連覇や2度のチャンピオンズリーグ(CL)制覇など数多くのタイトル獲得に大きく貢献している。
バイエルンとの現行契約が2025年6月末までとなっているノイアーだが、新契約の締結が目前に迫っているようだ。報道によると、同選手の契約期間は2026年6月末まで1年間延長される見込みで、残す作業は契約書へのサインのみだという。正式発表の時期は依然として未定だが、ノイアーが来シーズンもバイエルンのゴールマウスを守ることはほぼ確実のようだ。
ノイアー本人もバイエルンとの契約延長交渉について「このまま続ければ双方が満足する結果になると思う。契約延長については確かなものがあるが、今はまだ急ぐ必要はない」と言及。これに伴い、同選手の後継者と目されているドイツ代表GKアレクサンダー・ニューベルについては、2026年6月末までとなっているシュトゥットガルトとのレンタル契約を全うする可能性が高いと報じられている。
なお、ノイアーは肋骨の負傷により現在は戦線離脱中。『スカイスポーツ』のフロリアン・プレッテンベルク記者によると、復帰は来年1月以降になる見込みだという。