パナソニックは12月17日、デジタルカメラ「LUMIX」シリーズの新製品として、レンズ一体型のコンパクトデジカメ「LUMIX TZ99」(DC-TZ99)と、マイクロフォーサーズのミラーレスカメラ「LUMIX G99 II」(DC-G99M2)を発表した。いずれも、充電やデータ転送に利用する端子を従来のmicroUSBからUSB Type-Cに変更して利便性を高めたのがおもな改良点。それ以外の基本性能は従来モデルと同一。

コンパクトデジカメ「LUMIX TZ99」(DC-TZ99)

光学30倍の高倍率ズームレンズを搭載しながらスリムに仕上げたコンパクトデジカメ。2022年12月発売の「LUMIX DC-TZ95D」をベースに、端子をUSB Type-Cに変更した。それ以外の変更点はない。価格はオープン。カラーはブラックとホワイトの2色で、発売は2025年2月20日。

  • 光学30倍の高倍率ズームレンズを搭載したスリムコンパクトデジカメ「LUMIX TZ99」

  • 30倍ズームでもこんなにコンパクト。カラーはホワイトとブラックの2色を用意する

ミラーレスカメラ「LUMIX G99 II」(DC-G99M2)

マイクロフォーサーズ規格のミラーレスカメラ。2019年5月発売の「LUMIX G99」をベースに、端子をUSB Type-Cに変更したほか、背面液晶を184万ドットの高精細タイプに変更したのが改良点。それ以外の変更点はない。

ボディ単体モデルと、高倍率ズームレンズ「LUMIX G VARIO 14-140mm/F3.5-5.6 II ASPH./POWER O.I.S.」が付属する高倍率ズームレンズキットを用意する。価格はいずれもオープン。発売は2025年2月20日。

  • マイクロフォーサーズ規格のミラーレスカメラ「LUMIX G99 II」

  • 背面液晶をより精細なタイプに変更している