マイボイスコムは、からだにいい食事・食べ物に関するインターネット調査を実施した。調査期間は2024年11月1日~11月7日で、調査対象はMyVoiceのアンケートモニター9,120名であった。

  • マイボイスコム(株)調べ

からだにいい食べ物・飲み物をとるように気を付けている人は、「常に気を付けている」「まあ気を付けている」を合わせて5割弱であった。気を付けていない人(「ほとんど気を付けていない」「あまり気を付けていない」の合計)は約25%で、2015年調査と比べて増加していたという。また、10・20代では約35%と、他の層より高くなっていることがうかがえる。

からだにいい食べ物・飲み物をとるように気を付けている人に、気をつけていることを聞いたところ(複数回答可)、「野菜を多くとる」「必要な栄養素をバランスよくとる」「量を食べすぎない」が各50%台、「発酵食品をとる」「旬のものを食べる」が各40%台であった。

一方、「栄養機能食品を選ぶ」「機能性表示食品を選ぶ」「小麦などグルテンの摂取を減らす食生活をする」「標準的に必要なカロリーよりも少なめに摂取する」はそれぞれ5~6%と低い結果となった。

からだにいいと思って摂取している食べ物・飲み物

からだにいいと思って習慣的に摂取している食べ物・飲み物を聞いた(複数回答可)。食べ物では、「野菜」が63.2%、「きのこ類」「大豆加工品」「乳製品」「豆類」が各40%台で上位にあがる結果となった。女性10・20代では「野菜」「お米」「乳製品」が、男性70代では「野菜」「魚介類」「大豆加工品」が上位3位となっているという。

飲み物では、「お茶、お茶系飲料」が50.1%、「牛乳」「コーヒー、コーヒー飲料」が各3割強、「水・ミネラルウォーター」「野菜ジュース」が2割前後であった。「豆乳」「白湯・お湯」は、女性で比率が高くなっているとのこと。

また、摂取している理由について、「麦茶など、カロリーないのでカラダにはいいとおもう。(男性27歳)」「卵は栄養が豊富だと聞くので、様々な料理にも使いやすいこともあって冷蔵庫に常備しています。(女性44歳)」などのコメントが寄せられた。

からだにいい食べ物・飲み物を摂取している人に期待する効果を聞いたところ(複数回答可)、「健康維持」が59.5%、「免疫力を高める」「便通改善、おなかの調子を整える、整腸効果」などが各3割弱であった。女性が男性を上回る項目が多く、「骨を丈夫にする」「美肌効果」「便通改善、おなかの調子を整える、整腸効果」は10ポイント以上差がついたという。

からだにいい食べ物・飲み物に関する情報源

からだにいい食べ物・飲み物を摂取している人に情報源を聞いたところ(複数回答可)、「テレビ番組・CM」が49.9%、「家族や友人・知人」が20.5%、「新聞記事・広告」「健康関連の情報サイト」「SNS、動画共有サイト」などが各10%台であった。からだにいい食べ物・飲み物をとるように、常に気を付けている人では、「健康関連の情報サイト」の比率が高くなっているとのこと。