中京テレビ・日本テレビ系バラエティ番組「ヒューマングルメンタリー オモウマい店』3時間SPが、きょう17日(19:00~)に放送。ゲストに飯尾和樹(ずん)、若槻千夏、中島健人、LEO(BE:FIRST)、RAN・SHIZUKU(ME:I)が出演する。

  • 「贅沢山盛り海鮮丼セット」

栃木県壬生町で見つけたオモウマい食事処。和食用と中華用に分かれた厨房を備え、そのどちらのメニューも楽しめるというこの店の名物は22ネタ、ドリンクと小鉢付きの「贅沢山盛り海鮮丼セット」(2,200円)。酢飯400gに、天然のミナミマグロの藁焼きや塩トロ炙り、赤身をはじめ、真鯛の湯引き、生エビなども乗せられているが、極めつけはまさかの握り寿司だ。

店主いわく「いっぱい食べてもらいたい気持ちがどんどん進化」を促したという海鮮丼は、創業から4年ですでに30回のリニューアルが行われたという。あるタイミングで海鮮丼にマグロカツを乗せてから「バリバリ(和食の)ルールは破っています」と掟破りを自覚しつつも、進化を止める気配はない。ほかにも、海鮮丼と同じネタをベースに、串に刺したからあげ2個、エビフライ、アジフライ、寿司2貫をのせた酢飯1kg、合計約1.8kgの「金龍山ネオ」(4,000円)などがある。

中華のメニューとしては、約500gと大盛りの「五目チャーハン」(990円)や、自家製の麻婆を使った「四川風麻婆豆腐セット」(1,265円)、自家製ダレの「油淋鶏セット」(1,320円)といった定番をそろえる。一方で、事前に油淋鶏や麻婆を仕込んで時短に挑戦するなど、注文が入ってから調理するのがセオリーという中華料理の“ルール違反”にあえて挑んでいる。

こうした違反を駆使している店主の前職は、ルールを遵守することを身上とする元刑事。だが、コロナ禍に見舞われたタイミングで改めて自分の人生を問い直し、元鑑識の妻を伴って飲食業へと転向した。安定した職を捨てることとなり、周囲からは大反対に遭ったという店主。それでも、「普通の人が歩くルールを破ったとしても、人を幸せにする食事処を作りたかった」と、食事に来た客の笑顔のために、今日も前向きにルール違反を続ける。

京都府京都市、金閣寺のほど近くにある老舗の喫茶店。有名私立大学が近くにあるため、客の8割が大学生というこの店の壁には、「うまい! 安い! ボリューム満点!」「激安地域一番店!!」「お食事・軽食200種類以上!」と刺激的な文言の貼り紙が並ぶ。人気メニューは、客の7~8割が頼むという「ロコモコ(大盛り)」。月1回のイベントではサラダとなぜかたこ焼きが付いて350円。このほか、特製デミグラスソースがかけられたハンバーグと目玉焼き2個がうれしい「ハンバーグ定食」(300円)、さらに「キーマカレー」(250円)など、あり得ない価格のメニューがずらり。あまりの安さに、近隣に住む学生たちは「学校なくても食べに来るくらい」と、もはや生活に欠かせない場所となっている。

メニューは全部で250種類。創業から38年間、値段を上げていないばかりか、逆に「エビフライ定食」などのように、創業時650円だったものが550円へと値下げされたことも。そうした利益度外視の姿勢のため、「黒字になった年はない」とあっけらかんと話す店主。店をやることは「格闘技やな。どっちが先に倒れるか。店か本人か」と、本気とも冗談ともつかない言葉が飛び出す。

創作料理も充実しており、ハンバーグにハム、ベーコン、目玉焼き、赤ウインナー、カニカマなどがごはんと共に乗せられたプレート「令和定食」(700円)や、目玉焼き、ベーコン、コロッケ、エビフライ、ハンバーグなど、この量でこの値段?という意味が込められた「満腹マジ卍定食」(800円)などがある。

現在「彼女募集中」という店主は、大の野球好きであり、現在も4つのチームに所属。プロボウラーを目指したこともあるなど、聞けば聞くほど驚きの経歴が明らかに。一方で、現在は喫茶店を夕方に閉め、去年の秋からたこ焼き屋をはじめた店主。夜にはかなり人通りが少なくなるエリアで営業を続ける、その切実な理由とは?

熊本県人吉市にあるラーメン屋。名物は何と言っても「球磨川ラーメン」(650円)だ。「食欲をそそる濃厚な香り」と客が絶賛するその味は、ラードで揚げたニンニクに、キャベツ、タマネギなどで炊いた自家製豚骨スープをベースとしているのが特徴。そこにネギ、キクラゲ、2時間煮込んだ自家製チャーシューが載る。一見、スタンダードなとんこつラーメンのようだが、自家製の中麺にある驚くべき秘密が隠されていて――。

これまで複数回にわたり密着してきた、宮崎県宮崎市にあるうどん屋「百姓うどん」。宮崎県産ゴボウを使った、直径約20cmの天ぷらが目を引く「ごぼう天うどん」(580円)、1週間かけて仕込んだ宮崎県産シイタケをふんだんに使った「椎茸うどん」(570円)など、地元の食材を生かしたうどんが人気。麺のサイズを選べるのも特徴で、「並盛り」は330gだが、「びっくり盛り」では990g、さらに裏メニューである「革命」になると約4kgに。また、店のもうひとつの名物が、高さ約80cmという圧倒的なサイズの「レインボータワーかき氷」(890円)。そのインパクト抜群のビジュアルもあり、注文が絶えない一品となっている。

店主である岩切さんの威勢の良さも有名で、「おりゃあぁぁぁぁい!!!」「うわっどんなもんじゃい!」と、その気合の入った声が店内に響き渡る。前回の放送では、そんな店主の姿に憧れてアルバイトに来た「けんた」君にも注目。その奮闘ぶりを放送した。

そして前回の密着から2か月。相変わらず大きな声で挨拶をする姿が目立つけんた君。前回は失敗してしまった「レインボータワーかき氷」の配膳に再びチャレンジすると、今回は見事に成功。「よおおおお!」「いよっしゃあああ!!」と喜びを爆発させる。彼の活躍は、「しんぺい」君や「けんしょう」君など、ほかのアルバイトたちにも大きな影響を与えており、「けんた君に負けないくらいやろうかなって」と、さらなる活気を生んでいる。

そこに前回の放送を見た若者から、新しいアルバイトの応募が舞い込んでくる。面接をした店主は、声の大きさには物足りなさを感じたものの、「目とオーラ」に力を感じて採用する。人見知りの彼は、果たしてお店に馴染むことができるのか。

神奈川県小田原市にある、オモウマい焼肉屋。「脂が甘いよ」とその味も評判だが、「牛ハラミセット」(1,870円)が1人前400gという大ボリュームでも知られる。さらに、国産和牛のカイノミ(バラ肉)を使った「ジャンステーキ」(1,408円)も人気。

そしてこの店ならではの超弩級メニューが、飲み放題2時間付きの「豪華客船コース」(1人前9,000円)。10人以上で予約できるこのコースは、フラワーアレジメントを施した全長約180cmの大きな船に、様々な部位のお肉が載る。中には、A5ランク、生粋かながわ牛のサーロインがなんと12枚も。

さらに、神奈川県和牛のランボソ(もも肉)や、牛1頭から約500gしか採れないと言われる希少部位・千本スジのほか、ホルモンや白センマイ刺し、鶏のからあげなどまさに豪華絢爛、大盤振る舞い。「遊園地ってコンセプトがあるから。パレード的にしたいっていうのがあって」という店主の言葉も頷ける、豪華客船によるお肉の大行進が堪能できる。

2024年放送の最後の密着は、惜しまれながら閉店してしまった中華料理屋「珉珉」の店主夫妻。今回、番組スタッフが店主夫婦の元を訪ねたのは、あるお祝いコメントを収録するためだ。さらに、後日行われた祝いの場に出席する様子にも密着。そこであの鈴子ママの名言「騒ぐんじゃねぇ」がさく裂する!? 

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