人の間違いに気づいたとき、つい咄嗟に「違うよそれ! 」「間違ってる! 」とストレートに指摘してしまうことがあります。あとから振り返ったときに、「もっと言い方があったなぁ……」と落ち込むこともしばしば。

現在Xでは、とある小学生の素敵な指摘の方法に注目が集まっています。

  • ※画像はイメージです。

妻が間違えてシールを上下逆さまに貼ろうとして、それを見た長女が「あー、ママ? そのままでも素敵だと思うんだけど、逆さまにしてみたらもっと素敵なんじゃないかな」と、誰も傷つけない完璧な言い方で間違いを指摘していた。凄すぎる。小学二年生だった頃の自分には絶対吐けないセリフ。完敗。
(@chapikofより引用)

ポストの主は「くたまる(@chapikof)」さん。

奥さまがシールを貼ろうとしているとき、上下が逆になっていることに気づいた小学2年生の娘さん。普通なら「逆だよ! 」「違う! 」と言ってしまいそうですが、なんと「あー、ママ? そのままでも素敵だと思うんだけど、逆さまにしてみたらもっと素敵なんじゃないかな」と伝えたのだそう。とても優しく、相手を傷つけないような完璧な言い回しですよね!

くたまるさんは、娘さんのそんな言動に「凄すぎる。小学2年生だった頃の自分には絶対吐けないセリフ。完敗」と驚きを綴っています。

大人でもとっさにこんなに優しい言い回しはなかなかできませんが、小学校低学年にしてこのような配慮が出来るとは……。とても素晴らしいことですし、尊敬してしまいますよね!!

このエピソードは大きな反響を呼び、1.2万件のリポスト、22.6万件のいいねを獲得(12月16日時点)。「その話し方見習いたいです! 」「おいおい! 40歳の僕にも無理かも。長女ちゃん、人生何周目なのよ!! 」「すてきすぎる 育てかたがよい」「ディズニープリンセスみたい」など、数々のコメントも寄せられました。

さらに投稿主のくたまるさんはこう付け加えています。

普段から全然文句言ったりワガママ言ったりもします! なんなら少し前まで反抗期みたいな感じでした!
ずっとこんな気を遣った言い回しをしているわけではなくて、いつも「逆だよ逆!」みたいな言い方してるので驚いてわざわざポストした次第です!
ご心配いただきありがとうございます!!
(@chapikofより引用)

投稿主さんに聞いてみた

大反響となったお子さまのエピソードについて、今回は投稿主のくたまるさんにさらに詳しい話をお聞きしてみました。

ーーシールの向きを指摘されたときの奥さまの反応はいかがでしたでしょうか?

その場では僕も含めて大きな反応はしませんでした。あとで夫婦で「凄いよね」と話しておりました。

ーー改めて、当時のご感想や、普段からお子さまと接する時に気を付けていることなどがございましたら教えていただけますか?

つい最近まで反抗期のような態度で、癇癪やワガママが多かった時期がありました。その時に、夫婦で地道に彼女と向き合ってきた結果なのかな……と少し思います。

ただ、本来の長女の性格は優しく、人の気持ちを考えすぎてしまう面もあるので、親には甘えてワガママをたくさん言ってほしいとも思っています。

今回の一件は、その本来の長女の性格が親への甘えを通さずに素直にでてきたもののようでした。

こんな事ばかり言うようになったら逆に心配になりますが、そんな事もないのでとりあえず安心しております。


ご両親の愛情のもと、とっても素敵に成長しているお子さま。優しい言い回しをぜひ見習いたいものですね♪