アンファーは12月16日、男女の妊活と不妊に対する意識調査の結果を発表した。調査は2024年11月、10~70代の男女400名を対象にインターネットで行われた。
妊活経験のある既婚者は3割
既婚者の男女に妊活の経験があるか質問したところ、現在妊活を行っていると回答したのが6%、過去に妊活を行っていたと回答したのが24%、と、妊活経験のある既婚者は30%のみであることが分かった。
不妊の原因の認知率
不妊の原因が男女どちらにも存在していることを理解していると回答した割合は16%と少ない結果となった。
性の悩みはマンネリ化か
不妊の原因の1つとして挙げられる性の悩みについて子供のいない夫婦に調査したところ、「性的興奮が持続しない」「性的満足度が低い」「性行為に対する欲求が減少している」の項目が各24%と他悩みに比べ高い。
さらに性の問題について誰かに相談することができるかという質問に対して、「相談したいができない」と回答した人が28%、「相談しない・したくない」と回答した人が52%と、合わせて8割の人が誰にも相談していないことがわかった。
性への抵抗感が妊活の妨げに
妊活経験のある既婚者に、性に対してどの程度オープンかを質問したところ「とてもオープン」「まあまあオープン」と回答した割合が64%と、妊活未経験者の33%と比較すると約2倍の結果となった。