ドローに終わったエヴァートン戦にフル出場したハヴァーツ [写真]=Getty Images

 アーセナルに所属するドイツ代表FWカイ・ハヴァーツが現在のチーム状況について言及した。15日、イギリス紙『インデペンデント』がコメントを伝える。

 プレミアリーグ第16節が現地時間14日に行われ、アーセナルは本拠地『エミレーツ・スタジアム』にエヴァートンを迎えた。序盤から主導権を握り、ハヴァーツやガブリエウ・マルティネッリ、ブカヨ・サカ、マルティン・ウーデゴーアら攻撃陣が次々とゴールに迫るも、エヴァートンの守護神ジョーダン・ピックフォードの牙城を最後まで崩せず、スコアレスドローで試合は終了した。

 3位の座は守りながらも、フルアムと引き分けた首位リヴァプールとの差を縮められず、2位チェルシーとの差は「4」ポイントに開いたアーセナル。リーグ戦では10月下旬からの4戦未勝利という不振を乗り越え、先月下旬から3連勝を記録していたが、これで2戦連続ドローとなった。フル出場したハヴァーツは「試合に勝ち、ポイントを獲得する。それができなかったことが一番悔しいことだ」と率直な思いを吐露しつつ、次のように強調している。

「彼ら(エヴァートン)はボックス内で非常に堅固で、僕たちは細かい部分でうまくいかなかった。最後のパスが見つからず、ボックス内の位置取りが完璧ではなかったと思う。次の試合ではそれを改善する必要がある。僕たちは自分自身を見つめ直しているよ。前向きに、チームとして団結し、次の試合でもっと上手くやれるように努めていく」

 アーセナルは現地時間18日に控えるカラバオカップ準々決勝で、日本代表MF鎌田大地が所属するクリスタル・パレスと対戦。21日のプレミアリーグ第16節でも再びクリスタル・パレスと激突する。

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