ウェストハムに所属するガーナ代表FWモハメド・クドゥスに複数のクラブが関心を寄せているようだ。15日、イギリス紙『ミラー』が伝えている。
現在24歳のクドゥスは2018-19シーズンにデンマークのノアシェランでプロデビューを飾り、2020年夏に加入したアヤックスでは3年間で公式戦87試合出場27ゴール12アシストをマーク。昨年夏には複数クラブが関心を寄せたなか、最大4600万ユーロ(約74億円)と報じられた移籍金でウェストハムに加入した。同クラブではここまで公式戦通算57試合に出場し、16ゴール8アシストを記録している。
ウェストハムとの現行契約を2028年6月末まで残しているクドゥスだが、攻撃陣の拡充を狙うリヴァプールやアーセナルからの関心も明らかに。両クラブとも早ければ1月の移籍市場でオファーを提示する可能性があるとも報じられており、去就には注目が集まっている。
報道によると、ニューカッスルもクドゥスの獲得を検討しているという。同クラブを率いるエディ・ハウ監督はプレミアリーグ12位からの巻き返しに向けて、右サイドの強化を希望しているとのこと。収益と持続可能性に関する規則(PSR)の観点から、補強に向けては既存戦力の売却が必須だが、資金が調達できた場合には、1月にオファーを提示する可能性もあるようだ。なお、売却候補の筆頭はパラグアイ代表MFミゲル・アルミロンだと報じられている。
なお、ウェストハムはクドゥスの移籍金として8500万ポンド(約165億円)の契約解除金を上回る9000万ポンド(約175億円)を要求しているという。果たして今冬の高額のオファーを提示するクラブは現れるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。