清水エスパルスは16日、MF松崎快、GK猪越優惟の2名について、2025シーズンの契約を更新したことを発表した。
松崎は1997年11月22日生まれの現在27歳。2020年、東洋大学から水戸ホーリーホックへ入団し、同クラブでプロデビューを飾った。2年目の2021シーズンはJ2リーグで41試合出場8得点を記録するなど攻撃陣の主軸として活躍し、同シーズン終了後には浦和レッズへ完全移籍。だが、浦和では定位置を確保するには至らず、昨年7月にはベガルタ仙台への期限付き移籍も経験した。
今シーズンより清水へ完全移籍加入し、水戸時代の“恩師”でもある秋葉忠宏監督と再タッグを結成した。右サイドハーフで開幕スタメンの座を射止めるなど、主力の一角として活躍を続けたが、7月には右肘関節脱臼に見舞われて離脱。最終的に2024明治安田J2リーグでは25試合出場2ゴールを記録し、クラブにとって3年ぶりとなるJ1復帰に貢献した。
一方で、猪越は2001年5月26日生まれの現在23歳。中央大学を経て、今シーズンより清水へ入団した。チームには絶対的守護神のGK権田修一、さらには鹿島アントラーズから加わったGK沖悠哉ら実力者が揃っていたこともあり、メンバー入りも叶わない日々が続いたが、2024明治安田J2リーグ最終節のロアッソ熊本戦でゴールマウスを託され、プロデビューを飾る。見事クリーンシートを達成し、1-0での勝利に貢献してシーズンを終えていた。
現時点で、清水は秋葉監督を筆頭に、GK沖悠哉、GK梅田透吾、GK阿部諒弥、DF高橋祐治、DF監物拓歩、FW北川航也、FW郡司璃来と来シーズンの契約を更新している。
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