JR東日本高崎支社は、信越本線北高崎~群馬八幡間に設置する新駅について、駅名を「豊岡だるま駅」に決定したと発表した。高崎市とJR東日本高崎支社が2023年3月に締結した「公共交通を軸とした都市の持続的発展」に関する連携協定による事業のひとつとして、新駅が設置される。

  • 「豊岡だるま駅」駅前パース図 (高崎市提供)

新駅は高崎市下豊岡町地内に設置予定。発表時は「豊岡新駅(仮称)」と呼ばれていた。「豊岡だるま駅」の選定理由に関して、新駅の位置する豊岡地域はだるまの生産が盛んなエリアであること、高崎市が実施したアンケートにおいて多くの支持を得たことを踏まえたと説明する。

高崎市を代表する工芸品であり、地域のシンボルでもある「だるま」を駅名に付すことで、地域の人々に駅に対し愛着を持ってもらうとともに、高崎市の魅力を発信し、にぎわい創出につなげたいとの思いを込めたという。ホームは2面2線で、改札は簡易「Suica」対応。駐車台数は約120台。2026年度の開業をめざす計画としている。