世良真純に誘われ杯戸ホテルを訪れた江戸川コナンは、立て続けに起きているホテル爆破事件に遭遇。偶然通りかかったホテルの顧問弁護士である妃英理の力を借りて、過去の暗号を入手したコナンと世良は爆弾があるはずの部屋を6部屋に絞り込む。爆弾犯の可能性があるのは、ホテル清掃員の盛子、ベルボーイの暮石、そして暗号文が置かれていた部屋の宿泊客・林崎。爆発までのタイムリミットが迫る中、コナンと世良は犯人にたどり着けるのか……というストーリーの解決編。
作中では「領域外の妹」と名乗っている少女。視聴者はこれまでのストーリーから、彼女がコナンと同じようにAPTX4869の影響で小さくなってしまった、秘密情報部の赤井メアリーだということを知っている。
そのような組織に所属しているとなれば、強いのは当然。しかし身体能力の高いコナンも、元の体との体格差に苦労する様子は度々描かれていた。体が小さくなってしまったメアリーにも多少影響があるはず……と思いきや、大人の頭上まで飛び上がり手刀で気絶させるという荒業を見せた。
SNS上では「手刀、決まった~!」「強すぎん?」「カッコイイ!」といったリアクションが見られた。
コナンと目標は同じだと思われるが、警戒心故に中々協力関係になれない世良とメアリー。ホテルには世良たちの様子を伺う、怪しい老人も潜んでいた。老人は、彼らの関係にどのような変化をもたらすのだろうか?
【文:山田 奈央】