俳優の松岡茉優が11日、ポッドキャスト番組『松岡茉優&伊藤沙莉「お互いさまっす」』(YouTubeほか各オーディオストリーミングサービスで配信)に出演。プライベートでも親交のある伊藤沙莉との共演シーンを振り返り、思わず涙した。
※以下は、2014年に放送されたドラマ『GTO』(カンテレ・フジテレビ系)のネタバレを一部含んだ内容です。これから視聴予定の方はご注意ください。
『GTO』で距離が縮まった松岡茉優と伊藤沙莉
映画やドラマでの共演をきっかけに、友人関係がスタートした松岡と伊藤。なかでも、2014年のドラマ『GTO』(カンテレ・フジテレビ系)で一気に距離が縮まったそうで、伊藤は、「2人が最年長だったんだよ。姉ちゃんをやってたから、ずっと。それでグッと縮まった感じ」と回顧。一方の松岡は、最終回を振り返り、「私が結婚式をしてもらうみたいな。ベールを三吉彩花ちゃんがかけてくれて。三吉さんとは親友役だったから、ベールをめくってくれるときに、ビャーだったわけ。親友役だし、いろんな思いでビャーってなって」と号泣したことを明かした。
しかし、撮影の初っ端で号泣してしまったため、その後のシーンで「ヤバい! 枯れてきたかも……」と、涙が出なくなってしまったそう。それを見た監督が、伊藤を連れて来たと言い、「私が一人で気持ちを作らなきゃって。(シーンを)つなげなきゃいけないから」と当時の心境を語りつつ、「“手をつなげ”みたいな感じじゃなかった? 手を握ったのは覚えてる」と述懐。伊藤が、「それ覚えてる。手を握ったら、茉優がめっちゃ泣き始めたんだよ」と明かすと、松岡は、「あんたも泣いてたよ」と返しながら、「その瞬間、リアル友達だし、ビャーってなって。“回せ! 回せ!”みたいな感じだった」と振り返った。
役柄上は仲が良くなかったというが、手をつないだ瞬間、2人で泣いてしまったという松岡と伊藤。松岡は、「あのとき私は、気持ちが作れないとか言ってないんだよ。助けてとも言ってなくて。“ヤバいヤバい、涙止まっちゃった。どうしよう”ってなってて」と話し、「シーンが始まったときに、沙莉がちょけてくれたわけ。そのちょけ顔がヤバくて」と吐露。伊藤のおどけた顔を見てスイッチが入ったことを、松岡が涙声で語ると、伊藤は、「ホントに泣きそうじゃん!」「ねえ、もう泣かないで」とビックリ。最後に、松岡は、「本当に10年間ありがとう。これからも大好きだよ」と思いを伝え、伊藤も、「こちらもだよ。驚いちゃった」と照れ笑いしていた。