メタリアルは2024年12月12日、投資に関するアンケートの結果を発表した。同調査は2024年11月に年間360万円以下で資産運用を行う20代~60代の男女500名を対象にインターネットで実施した。
「個別株を購入する際、AIが企業の業績や株価を分析し判断情報を提供してくれたら使いたいと思いますか」という質問では、個別株の売買の参考に「AIを活用したい」と答えた人が約8割に上った。
個別株の購入に際し重視することでは、最も回答が多かったのが「成長性重視」(44.9%)、次いで「配当利回りが高い」(40.6%)だった。一方「安定性重視」は3割であったことから、株価の下落もある程度想定した上で、企業の成長性や中長期的な利益を見据えて投資する方々が多いことが考えられる。
調査の結果、複数回答ではあるものの情報収集は主にインターネットが7割、次いでSNSが新聞や専門誌を上回って3割を占めていることが判明した。近年、金融や経済のアカウントやチャンネルの増加により、リアルタイムでの情報を求める投資初心者が多い結果となった。
一方、投資初心者のうち個別株への投資はしていない人に、個別株投資を躊躇する理由を聞くと、約5割が「株価や企業業績、配当利回りなどの見方に関する知識が乏しい」と回答。次いで約3割が「自分より詳しいプロに任せた方が安心」と回答しており、様々な情報を自ら分析し投資する株を判断することに難しさを感じている人が多いことがわかった。