アントプロダクションが運営する保険の無料相談サービス「グッドカミング」は、道路交通法改正への認知度と通期時間・通勤手段に関するアンケート結果を12月12日に発表。同調査は、2024年11月13日~18日の期間、日本在住の男女300人を対象にインターネットで実施した。

  • 2024年11月の道路交通法改正について

道路交通法の改正について、自転車運転中のスマートフォン使用や酒気帯び運転への罰則を「把握している」と回答したのは9.7%となった。「おおむね知っている」(54.0%)とあわせて、罰則について知っていた人は約8割という結果に。

一方で、自転車運転に関する道路交通法の改正を「全く知らなかった」層も約1割いた。改正後に取り締まりを受けた運転者の事例も増え、今後は認知が広まっていくと考えられるという。

また、回答者からは「自転車でのながらスマホの罰則が強化されたのは良かったです。傍から見ていてもヒヤヒヤするし、実際事故も起こっているので」といった法改正への賛成意見が寄せられたほか、「法整備に合わせた道路などの整備が見合っておらず車・自転車ともに危険だと感じる」という意見も。

  • 所持している乗り物について

所持している乗り物について尋ねると、最多は「自動車」の(66.3%)となった。「自転車」は(61.0%)となり、所持している層が多数派だが、一方で約4割は「自転車を所持していない」ことが判明。

ライフスタイルの多様化や在宅ワークの普及によって、移動手段となる乗り物を持たなくても問題ないと考える層も一定数いるよう。

  • 主な通勤手段

通勤(または通学)に活用している手段について、最多は「自動車」(40.3%)、次いで「電車・バス」は(27.7%)と続いた。

自動車に次いで所持者が多かった「自転車」での通勤は11.7%という結果に。「自転車だけで移動するには勤務先が遠い」「勤務先に駐輪場がない」などの理由で、自転車を所持していても通勤の主な手段として活用していないという回答も多く見られた。

  • 理想的な通勤・通学時間

理想としている通勤時間については、「10分以下」が42.7%、「30分以下」が50.0%と、合計で9割を超える回答者は30分よりも短い通勤時間を望んでいることがわかった。