今回は、好きな人に冷たくしてしまう心理を男女別に解説します。本当は好きな人と仲良くしたいのに、つい素っ気ない態度を取ってしまう、いわゆる「好き避け」をしてしまう人は男女ともに一定数いる模様。
職場や学校などで好きな人に冷たい態度をとっては、帰宅後に「なんであんな態度をとってしまったんだ……」と後悔しているという人は、共感できること間違いなしです。
男性が好きな女性に冷たくしてしまう心理
まずは男性が好き避けをする心理から紹介。そこには「弱みを見せたくない」「実はかまってほしい」など、男性ならではの理由がありそうです。
弱みを見せたくないから
女性に弱みを見せたくないという男性は多いもの。好きな気持ちを隠すことで、あえてクールに装うのは男性の好き避け行動のあるあるなのだとか。
年齢を重ねれば重ねるほどいろいろな経験を積んで対人関係は上手になるものですが、恋愛となると話は別。緊張したりボロが出るのを恐れたりするあまり、相手に冷たくしてしまうというケースもあるようです。
好きな気持ちを周囲に悟られたくないから
「恥ずかしい」「照れくさい」という気持ちや「周りにバレたくない」というプライドの高さが原因で素直に好意を表現できなくなり、つい冷たくしてしまうことも。また職場や学校など、周囲に好奇の目で見られたり噂をされたりするのを避けたいという気持ちもあるようです。
実はかまってほしいから
女性がやっているイメージが強い「恋の駆け引き」ですが、意外と男性でも使う人が多いのだそう。自分への興味を引こうと突然素っ気なくしたり、わざと悪態をついて挑発したり……。
どれも「自分にかまってほしい」という気持ちから、わざとやっていることがあるみたいですね。
気を引きたいから
好きな人の気を引こうと意図的に冷たい態度をとるという男性も。なかには冷たくすることで「女性の反応を見てみたい」というサディスティックな男性もいる模様。
ただ、後から上手くフォローをしないと、ただの性格が悪い人・本当に冷たい人だと思われて最悪嫌われることにもなりかねないので要注意です。
今の関係を壊したくないから
好意を伝えることで今の関係が壊れるのを恐れ、冷たい態度をとってしまう男性もいます。職場や学校で一緒にいるグループの仲間など、普段からよく会う関係では、今までのように友人関係をキープできるほうがいいと考えるのもわからなくはありませんね。
ほかの男性に嫉妬したから
男性は意外とヤキモチ焼きが多く、不安や嫉妬から好きな女性に冷たい態度をとってしまうことがあります。たとえば、好きな女性がほかの男性と話しているのを見たり、自分以外の男性からも言い寄られているのを知ったりしたときは、嫉妬して素っ気なくなってしまうことがあるようです。
女性が好きな男性に冷たくしてしまう心理
次に、女性が好きな男性に冷たくしてしまう心理を解説。女性ならではの心理を紐解いていきましょう。
自分に自信がないから
自分に自信がなく、「本当の自分を見せたら嫌われるんじゃないか」「がっかりされるのでは」と不安で、冷たい態度をとって強がる女性は多いようです。弱い自分を隠したくて、あえて冷たい態度をとることで自分のコンプレックスに蓋をしているのかもしれません。
自分の気持ちに気づいてほしいから
恋愛に奥手だったり、繊細で素直になれない性格だったり、自分からはアプローチできない女性ほど「好き避け」をしてしまいがちです。それでも自分の気持ちに気づいてほしくて、わざと冷たくして相手の気を引こうとします。でも、よほど恋愛慣れしている男性でないと、なかなか気づいてもらえないかもしれません。
恥ずかしいから
好きな人を目の前にすると、赤面したり、焦りのあまり挙動不審になったり、露骨に態度にあらわれてしまう女性もいます。それを相手に悟られたくないため、逃げるようにその場を離れるという行動をとってしまうのでしょう。
恋愛経験が少ないから
恋愛経験が浅く、どのように気持ちを伝えたらいいかわからず、素っ気なくなってしまう女性も。男性からのアプローチを待つばかりで自分から動けないので、結果として冷たい・素っ気ないという印象を残してしまうのでしょう。
周囲に好きな気持ちを隠しておきたいから
会社や学校など同じコミュニティに所属している場合は、やはり周りの目が気になるもの。コミュニティ内での恋愛のネタは噂で広まりがちなので、相手に迷惑がかかることを恐れて慎重になるのは自然なこと。
相手と自分を守るための防衛策として、仕方なく冷たい態度をとっている可能性もあるのです。
男女共通「好き避け」の態度&行動あるある
では、実際に「好き避け」する男女はどんな態度や行動をとるのでしょうか。ここでは代表的な「好き避けあるある」を見ていきましょう。
集団でいるときに素っ気ない
周りに人の目があるときは、自分の好意を隠したいがために素っ気ない態度になります。そして、2人きりになった途端急に優しくなることも。周囲に人がいる場合といない場合とで、少しでも態度が変わるなら「好き避け」の可能性が高そうです。
会話が弾まない
好きな人を前にすると、緊張のあまりなにを話していいかわからず会話が弾みません。自分がどう見られているかを必要以上に意識しているため、態度もぎこちなくなりがちです。そして、そんな自分を恥ずかしいと思い、さらに素っ気なくなってしまうのです。
相手の顔を見て話さない
恥ずかしさのあまり好きな人の顔を見ることができず、目を合わさず素っ気ない態度をとってしまうのも好き避け行動の一つ。目には気持ちが表れやすいので、本能的にそれを隠そうとするのでしょう。
本当は好きな人を見つめていたいのに、恥ずかしくてさっと目を逸らしてしまう人は多いのでは?
わざと憎まれ口をたたく
男女ともに、好きな人に好意を知られたくないために、わざと意地悪をしたり憎まれ口をたたいたりすることがあります。いずれの行動も、相手に好意を隠したまま相手の気を引きたいという気持ちの表れでしょう。
他の異性をすすめる
好意を知られたくなく素直にアプローチできないので、相手にほかの異性をすすめてしまう、なんてことも。心の内では自分に好意をもってほしいと思っているのに、その心とは裏腹に他の異性とくっつけようとしてしまい、後悔してしまうのもあるあるですね。
よそよそしい敬語をつかう
あえてよそよそしい敬語で話すのも「好き避け」のあるあるの一つ。そうすることで相手と心理的な距離を置き、好きな気持ちを悟られないようにしているのでしょう。
LINEの返事やSNSのフォローはする
対面で会うときよりも、LINEやSNSでのやりとりの方が本音が出やすいもの。会うと素っ気なくしてしまうので、LINEでは必ず返信をしたり可愛いスタンプを返したり、SNSをフォローはしたりと、後からLINEやSNSで好意を伝えようとしているのでしょう。
頼みごとには応えてくれる
「好き避け」をする人でも、好きな相手にはなにかしてあげたいという気持ちがあるもの。好きな人から頼みごとをされれば、素っ気ない態度ながらも引き受けます。
好きな人に冷たくしてしまう人は、男女共に多い
今回は好きな人に冷たくしてしまう男女の心理やよくある好き避け行動を見てきましたが、自分自身や自分の周りで思い当たることはありましたか?
好き避けする人は男女問わず意外と多いので、「好きな人に冷たくしてしまった」と後悔しているのはあなただけではありません。恋愛となるとつい余計なことをしてしまうのは、歳を重ねてもなかなか直りませんよね……。