ウルヴスの指揮官を退任したオニール監督 [写真]=Getty Images

 プレミアリーグのウルヴァーハンプトン(ウルヴス)は15日、指揮官を務めるガリー・オニール監督の退任を発表した。

 現在41歳のオニール監督は、現役時代にポーツマスやミドルズブラなどでプレー。2019年に引退を決断し、2020年8月にはリヴァプールのユースチームでアシスタントコーチに任命された。2021年2月からはボーンマスのトップチームでコーチに就任。2022-23シーズン途中にはスコット・パーカー監督の解任に伴い、暫定指揮官を経て11月より正式にチームを率いた。同シーズン限りで解任となったものの、昨季開幕直前にウルブスの監督に就任した。

 今年8月にはオニール監督との契約を2028年まで延長し、2024-25シーズン開幕を迎えたウルヴスだったが、9月中旬から公式戦6連敗を記録するなど成績が低迷。11月のプレミアリーグでは、9日第11節サウサンプトン戦(○2-0)、23日第12節フルアム戦(○2-0)と連勝を達成したが、以降から現在までは4連敗中と不振の波を乗り越えられず、ここまでわずか2勝の19位に沈んでいる。

 そんななか、ウルヴスは15日にオニール監督の指揮官退任を発表。ジェフ・シー会長は公式サイトを通じて、「クラブ在籍中にガリーが示した努力、献身、勤勉さのすべてにとても感謝している。彼とチームの今後の幸運を祈っている」と述べた。