定期的に巡回するWEBサイトはブックマークに登録しておく、これはWEBブラウザの基本テクニック。Safariはブックマークにフォルダを作成できるため、「音楽」や「スポーツ」などといったジャンルごとに分類管理することも可能です。

ブックマークはURLとWEBサイト名で構成されるシンプルなデータですが、WEBブラウザごとに保存形式が異なります。iPhoneとMacなど同じSafariを利用するデバイス間はともかく、Safari以外のWEBブラウザ、あるいはWindowsパソコンやAndroid端末にブックマークを移行しようとすると、HTMLファイルなどにブックマークを書き出さなければなりません。

iOS 18.2では、そのブックマークの書き出し機能が改良されました。「設定」→「アプリ」→「Safari」の順に画面を開き、履歴とWEBサイトデータ欄にある「書き出す」をタップ、現れた画面で「ブックマーク」以外のチェックを外し、「"ダウンロード"に保存」ボタンをタップします。

書き出したブックマークは、ダウンロードフォルダに「Safariの書き出し(2024-12-12).zip」というファイル名で保存されます。あとは他のスマートフォンやパソコンへ転送するなどして、ほかのブラウザで読み込み処理すればブックマークの移行は完了です。

なお、同じ方法でSafariに保存したユーザ名とパスワードや履歴についても、書き出すことができます。iPhoneのSafariで利用している情報を他の端末でも使いたいときに利用しましょう。

操作手順をカンタン解説

  • iPad iPhone Hacks

    1 「設定」→「アプリ」→「Safari」の順に画面を開き、履歴とWEBサイトデータ欄にある「書き出す」をタップします

  • iPad iPhone Hacks

    2 「ブックマーク」以外のチェックを外し、「"ダウンロード"に保存」ボタンをタップします

    • iPad iPhone Hacks

      3 「完了」ボタンをタップして書き出しを完了します

    • iPad iPhone Hacks

      4 ダウンロードフォルダに「Safariの書き出し(2024-12-12).zip」という形式でブックマークが書き出されます