Mrs. GREEN APPLE藤澤涼架「最初、俺は怖かった」大森元貴が書き上げた新曲『ビターバカンス』を受け取ったときの心境を明かす
3人組ロックバンドMrs. GREEN APPLE(大森元貴(Vo/Gt)、藤澤涼架(Key)、若井滉斗(Gt))がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「SCHOOL OF LOCK! ミセスLOCKS!」(毎週月曜 23:08頃〜)。
12月9日(月)の放送では、11月29日(金)に配信リリースされた新曲で、12月20日(金)より公開される映画「聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団~」の主題歌である「ビターバカンス」の制作エピソードを語りました。


Mrs. GREEN APPLE藤澤涼架



大森:今夜は、11月29日(金)に配信リリースされた僕たちの新曲「ビターバカンス」についての授業をおこないたいと思います!

若井:この曲は、12月20日(金)に公開される映画「聖☆おにいさん THE MOVIE」の主題歌となっております!

大森:改めて「ビターバカンス」はどうですか!?

若井:軽快に聴けるんだけど、歌詞がぐさっと刺さります。初めて聴いたときに、「お守りのような曲だな」と思った! この曲を持ち歩いて生きていれば、いつだって大丈夫だなって思えるんだよね。

そのくらい言葉が暖かくて、寄り添ってくれる。でもなんか、ずっと大丈夫って励ましてくれる感じではなくて、辛辣な部分も含めて、全部の自分を肯定してくれるなって思うんだよね。

大森:いいですね。ありがとうございます! 藤澤さん、どうですか。

藤澤:初めて「ビターバカンス」を聴いたときに、“新しいな!”って思いました。「休んじゃえばいい」って、なかなか言ってくれる人いないじゃない? そういう楽曲って、なかなかないと思う。「頑張れ」とか、そういうのじゃなくて、「休んじゃいなよ」みたいな言葉を言ってくれる安心感。この楽曲は、他には思っていない強さ、暖かさがあるなって思った、のだが!

若井:だが?

藤澤:やっぱりメンバーとして、(この曲を)大森元貴が書いてきたっていうのは、最初、俺は怖かった!

大森:どういう怖さよ!?

藤澤:だって、絶対休んだほうがいいんだもん(笑)! 今年は5ヵ月連続リリースもありましたし、ライブもめちゃくちゃやっているんですよ、実は!!

大森:何らすごいことじゃないですよ。ありがたいことですけれども! でも、たしかに身近にいる人がこの曲を書いてくるって、とてつもないパラドックス(逆説)が生じているというか、どういうつもりで書いたんだろう、とは確かに思うかもね!

どこに重きを置いて、何を大事にして仕事をするか。仕事じゃなくても、どういうふうに生活するか。大事にする点って、さまざまだと思うんだよね。

藤澤:本当にそう!

大森:自分の時間がどうしても欲しい人もいれば、誰かと一緒にいることがすごく憩いになってる人もいる。それぞれの価値観で自分の頑張り方がある、みたいなのを俺はこの曲で歌えるといいんだろうなと思ってる。



(写真左から)Mrs. GREEN APPLE大森元貴、藤澤涼架、若井滉斗



<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ:こもり校長(小森隼・GENERATIONS from EXILE TRIBE)、COCO教頭(CRAZY COCO)/月曜~火曜、アンジー教頭(アンジェリーナ1/3・Gacharic Spin)/水曜~金曜
放送日時:月曜~木曜 22:00~23:55/金曜 22:00~22:55
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/lock/