JR東日本は、2025年3月15日のダイヤ改正で、南武線(立川方面)において平日夕夜間のおおむね18~19時台に列車を増発すると発表した。ダイヤ改正後、川崎~立川間でワンマン運転も実施する。

  • 南武線のE233系。ダイヤ改正に合わせ、川崎~立川間でワンマン運転も始まる

平日夕夜間の南武線は、川崎~立川間の他に川崎~登戸・稲城長沼間などの列車(快速を含む)もあるが、途中駅から立川方面の列車を設定していないため、立川方面へ向かうほど列車が少なくなる。18~19時台の立川駅において、次の列車まで10分以上待つ場合もあるという。

2025年3月のダイヤ改正で、南武線は利用者の増加にともない列車を増発。平日夕夜間に立川方面の列車を新たに設定し、立川駅から2本の上り列車(府中本町方面)、稲城長沼駅から2本の下り列車(立川方面)を増発する。これにより、18~19時台の立川駅で運転間隔の短縮が見込まれる。

南武線はダイヤ改正に合わせ、川崎~立川間でワンマン運転を実施する予定。JR東日本は首都圏主要線区で2030年頃までにワンマン運転を順次実施する計画としており、その第一歩として、常磐線(各駅停車)の綾瀬~取手間で運転される10両編成の列車と、南武線の川崎~立川間で運転される6両編成の列車を対象に、2025年春からワンマン運転を開始すると発表していた。