チェルシーからの関心が報じられたアデイェミ(左)、コベル(右) [写真]=Getty Images

 チェルシーは、ドルトムントに所属するドイツ代表FWカリム・アデイェミとスイス代表GKグレゴール・コベルの獲得に関心を示しているようだ。13日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が報じた。

 報道によると、アデイェミは数カ月前、チェルシーのセネガル代表FWニコラス・ジャクソンらと同じ代理人に変更したとのこと。以前からチェルシーの候補者リストには同選手の名前が載っていたが、より結びつきは強くなったと『スカイ』は指摘している。

 今シーズンは公式戦8試合の出場で5ゴール5アシストを挙げているアデイェミに対しては、チェルシー以外のビッグクラブも関心を寄せている模様。一方、ドルトムントも、2027年夏で満了を迎える契約の延長交渉に向けて動いているようだ。

 また、チェルシーは「現在のGK事情にあまり満足していない」ため、ドルトムントの守護神コベルもリストアップしているようだ。同クラブはスペイン代表GKロベルト・サンチェスやU-21デンマーク代表GKフィリップ・ヨルゲンセンら、期限付き移籍中の選手も含めて多くのGKを保有しているが、それでも「移籍市場を探っている」と『スカイ』は伝えている。

 ただ、コベル自身は現時点でドルトムント退団に前向きではなく、ドルトムントの優勝争いに関わりたいという思いの方が強いようだ。なお、コベルとドルトムントの契約は、2028年夏まで残っている。