FW有馬幸太郎が、いわきFCから大分トリニータに完全移籍で加入した。14日に両クラブが発表した。

 現在24歳の有馬は、鹿島アントラーズの育成組織出身。2019年にトップチームデビューを飾ったが、同クラブでは出場機会を得られず、2020シーズンと2021シーズンは栃木SCに期限付き移籍した。

 2022シーズンからいわきに完全移籍すると、1年目はJ3リーグ優勝に貢献。3年目の2024シーズンは全38試合に出場し、自身初の2桁得点となる10ゴールを記録した。

 有馬は大分加入に際し、クラブ公式サイトを通じてコメント。「大分トリニータに関わる皆さま、はじめまして。いわきFCから加入することになりました、有馬幸太郎です。大分トリニータという、歴史あるクラブでプレーできることをとても嬉しく思います。覚悟を持って全力で戦います! 熱い応援よろしくお願いします。J1行きましょう!」と意気込みを示した。

 また、同選手はいわきのクラブ公式サイトを通じてもコメントを発表し、次のように感謝を綴った。

「いわきFCに関わる全ての皆さま、3年間ありがとうございました。自分はいわきFCで多くの経験を通して、たくさん成長させていただき、感謝しかありません」

「そして、どんな時も熱い応援をしてくれたファン・サポーターの皆さまのおかげで今の自分があると思っています。これからも自分らしく泥臭く献身的に頑張って行きたいと思います。3年間本当にありがとうございました」