女優の山下リオが14日、都内で写真集『Selenge』発売記念会見を行い、今年を漢字一文字で表現すると「泥」だと話した。
12代目「リハウスガール」としてデビューを飾り、ドラマ『あまちゃん』では主人公が所属するアイドルグループのメンバーを好演。今年4月には初のグラビアに挑戦して話題を呼んだ山下リオの17年ぶりとなる写真集『Selenge』(12月13日発売/講談社)では、日本グラビア界初となるモンゴルで撮影を敢行した。雄大な景色の中で魅せた覚悟と新境地。水着や下着はもちろん、大胆に攻めた手ブラなどのセミヌードにも挑戦した。
2022年8月末で16年間所属したスターダストプロモーションを退所した山下。独立から2年経ち、「こういった写真集も含めて、自分からどんどん動いて、出会った人に『どうですか?』って提案できる環境は面白いなと思いますし、この写真集を作っていく過程でも打ち合わせにたくさん参加して、意見をたくさん出して実現した一冊なので、チーム感が強かったというか、ジャンルにとらわれずお仕事できている環境に面白さを感じているかもしれないです」と語る。
そして、能動的に活動する中で「1人じゃ何もできない」と改めて気づいたと言い、「1人でやらせていただいていますが、いろんな人が関わっていく中でいい作品ができていくというか、1人になったことでより一層、いろんな方に助けていただいているなという実感もあります。そういう結束力を体感していて、それがいい作品につながっていくということも実感する機会が増えました」と説明した。
また、「インスタグラムにメールを載せているだけで、こんだけお仕事が広がっている自由さもあります」と述べ、仕事の幅が広がっているという実感が「めちゃくちゃあります」と話した山下。「本当に面白いです。いろんな世界を知るきっかけになっています」と充実した表情を見せた。
今年を漢字一文字で表現すると「泥」とのこと。「泥臭く頑張ってやってきましたから。(写真集の)表紙も顔汚れているじゃないですか。それでいいんです! 泥臭くても頑張っているんです、私。頑張っていることが恥ずかしいと思っていなくて、必死にこれからも頑張ります。今年1年も自分を褒めてあげられるぐらいは頑張ったと思っているので」と笑顔で語った。
来年の抱負を聞かれると、「今回の写真集も自分が『やりたいんです』という話から広がっていったことだったんです。私は未知のことや経験してないことに対して興味がすごくある人なんですけど、来年ももっと新しいこと、何でもやりたいという気持ちが強くて、もしオファーをいただけるなら、何でもやると思います。過酷な旅でも何でも面白がれるというのは強いなと思っていて、来年もいろんな役柄にチャレンジしたいと思っています」と新たな挑戦に意欲。
「やってみないとわからないと思っているので、基本的にやるようにしています。台本が面白くないということがあったとしても、現場に入ってみれば面白いかもしれない。そういった意味で可能性を捨てるのが下手です。でも失敗してもいいと思っていて、そこで見えてくる世界もあると思っているから、そういう意味でこれからも何でもやりたいと思っています」と語っていた。