トレードでヤンキースへ移籍することが決まったデビン・ウィリアムズ

◆ メジャー6年間で通算防御率1点台の安定感

 ヤンキースは13日(日本時間14日)、ブリュワーズのデビン・ウィリアムズ投手(30)をトレードで獲得したと発表した。ブリュワーズにはネストル・コルテス投手(30)とカレブ・ダービン内野手(24)が移り、さらに200万ドル(約3億円)が支払われる。

 ウイリアムズは2019年にブリュワーズでメジャーデビュー。60試合制だった2020年は22登板で4勝1敗9ホールド、防御率0.33の好成績を残し、新人王とトレバー・ホフマン賞(最優秀救援投手賞)をダブル受賞した。

 2022年以降は主にクローザーを務め、2023年は8勝3敗36セーブ、防御率1.53をマークし2度目のトレバー・ホフマン賞を受賞。今季は背中の疲労骨折の影響で出遅れたものの、22試合で14セーブ&防御率1.25をマークしチームの地区優勝に貢献した。

 メジャー通算ではここまで241試合に登板し、27勝10敗68セーブ、防御率1.83を記録。ヤンキースは今オフ、抑えを務めていたクレイ・ホームズがメッツへ移籍したため、その穴埋め役として絶対的守護神を手に入れた。