◆ 今季は骨折で約3ヵ月間離脱もOPS.993
カブスは13日(日本時間14日)、アストロズのカイル・タッカー外野手(27)を1対3の交換トレードで獲得したと発表した。
タッカーは2018年にアストロズでメジャーデビュー。2021年から右翼のレギュラーに定着し、同年は打率.294、30本塁打、92打点、OPS.917をマークし、チームのワールドシリーズ進出に貢献した。
翌2022年も2年連続で30本塁打をマークし自身初のワールドシリーズ制覇を経験。2023年はリーグ最多の112打点を挙げるなど、打率.284、29本塁打、OPS.886の成績で自身初のシルバースラッガー賞を受賞した。
今季も序盤戦は安定した活躍を披露していたが、6月3日(同4日)のカージナルス戦で自打球を右脛に当て骨折。約3ヵ月離脱したものの、最終的に打率.289、23本塁打、49打点、OPS.993をマークしチームの地区優勝に貢献した。
今回のトレードで、カブスからはイサク・パレデス内野手(25)、ヘーデン・ウェスネスキ投手(27)、傘下マイナーのキャム・スミス内野手(21)の3選手がアストロズへ移る。トレード候補に挙がっていたコディ・ベリンジャー外野手(29)、鈴木誠也外野手(30)は交換要員に含まれなかった。