バレンシアは、ルベン・バラハ監督の解任を検討しているようだ。13日、スペイン紙『マルカ』が報じた。
バレンシアは13日に行われたラ・リーガ第17節でバジャドリードと対戦。20分にミスから失点すると、76分にバジャドリードが退場者を出したものの、数的有利を生かせずに0-1で敗戦。バレンシアは2試合未消化ではあるものの、バジャドリードに追い抜かれて最下位へと転落した。
3連敗を喫したバレンシアは、15試合を消化して勝ち点わずか「10」にとどまっている。データサイト『Opta』によると、リーグ戦15試合を消化した時点の勝ち点としては、同クラブ史上最悪の記録になるという。
危機的状況を受けて、バレンシアの上層部は、2023年からチームを率いるバラハ監督の解任を検討している模様。ただ、違約金に500万ユーロ(約8億円)がかかること、および具体的な後任候補の目処が立っていないことから、最終的な決断はオーナーのピーター・リム氏次第だと『マルカ』は報じている。
バラハ監督自身も成績については「弁解の余地はない」と解任を覚悟している様子。一方、40年ぶり2度目の降格回避に向けて、続投への意欲も示しているようだ。
バレンシアは年内残り2試合。下位との直接対決が続き、18日に延期分の第13節でエスパニョールと、22日に第18節でアラベスと対戦する。
【ハイライト】バジャドリード 1-0 バレンシア