来年1月期に放送される松坂桃李主演のTBS系日曜劇場『御上先生』(読み:みかみせんせい 毎週日曜21:00~)で、松坂演じる官僚兼教師の御上孝が担任を務める3年2組の生徒キャスト29人が14日、発表された。
本作は、東大卒のエリート文科省官僚の御上孝(松坂桃李)が高3の担任教師になり、令和の18歳と共に日本教育に蔓延る腐った権力へ立ち向かう、教育のあるべき真の姿を描く大逆転教育再生ストーリー。子供が生きる「学校」、大人がもがく「省庁」という一見別次元にあるこの2つを中心に物語は展開していく。未来を夢見る子供たちが汚い大人たちの権力によって犠牲になっている現実、そんな現実に一人の官僚教師と、令和の高校生たちが共に立ち向かう。
完全オリジナルストーリーである本作の脚本を担当するのは、第28回読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞するなど演劇界に主軸を置く詩森ろば氏。松坂とは、第43回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞した松坂主演映画『新聞記者』以来のタッグで、今作で初めてゴールデン帯連続ドラマの脚本を担当する。そして、『 アンチヒーロー』(2024年)、『VIVANT』(2023年)、『マイファミリー』(2022年)、『ドラゴン桜』(2021年)など、近年話題となった日曜劇場作品を担当してきた飯田和孝氏がプロデューサーを務める。
このたび、松坂演じる官僚教師こと御上先生が、赴任先の高校である「隣徳学院」で担任を受け持つことになる3年2組の生徒キャストに、奥平大兼、蒔田彩珠、窪塚愛流、吉柳咲良、豊田裕大、上坂樹里、高石あかり、八村倫太郎、山下幸輝、夏生大湖、影山優佳、永瀬莉子、森愁斗、安斉星来、矢吹奈子、今井柊斗、真弓孟之、西本まりん、花岡すみれ、野内まる、山田健人、渡辺色、青山凌大、藤本一輝、唐木俊輔、大塚萌香、鈴川紗由、芹澤雛梨、白倉碧空の29人が決定した。
生徒キャストは今年3月から始まったオーディションで選ばれ、8月初旬に全29人が決定。次世代を担う注目株からドラマ本格出演は初の新星まで期待の若手キャストが集結した。 プロデューサーの飯田氏は「視聴者の皆様には、一人残らず、注目していただいて、“18歳”のほとばしるエネルギーを体感してもらえたら嬉しいです」とコメントし、同じくプロデューサーの中西氏は「期待を背負った若者たちのみなぎるパワーに魅了されました。“18歳”を演じる俳優さんたちの今しかない数か月を、私たちの日曜劇場に託してくれたことを大変光栄に思います。今の彼らにしか演じられない“18歳”の姿を世に出せることを誇りに思います」と期待を膨らませる。
彼らが演じるのは、関東屈指の進学校に通う生徒たちで、突如赴任してきた御上に対して、「なんで官僚がここにいんの」「できんの。授業?」などと反発し毛嫌いする。弱冠“18歳“の生徒たちは、御上先生と出会い、対峙する中で何をどう感じ成長していくのか。大人と子供の狭間に立つ彼らが、子供から脱却し、一人の大人として未来を切り拓いていくことができるのか。
【編集部MEMO】
松坂桃李は2009年のデビュー以降、数々の映画やドラマに出演を重ね、2018年公開の映画『孤狼の血』で第42回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞、2019年公開の映画『新聞記者』で第43回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞など数々の受賞歴を持つ。近年では Netflix『離婚しようよ』での浮気夫役、日曜劇場『VIVANT』で別班の一員を演じたことも記憶に新しい。好青年からクズ男、コミカルな役から狂気的な役まで作品によって全く異なる顔を見せ、その幅広い演技力がたびたび話題となる松坂が、本作で初の日曜劇場主演を務める。
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