フランスのシャンパン醸造家「Regis Camus」(レジス・カミュ)と、日本の酒蔵とのコラボレーションにより生まれた日本酒ブランド「HEAVENSAKE」(ヘブンサケ)が、この度日本に初上陸した。「LABEL NOIR(レーベルノワール)純米大吟醸」および「LABEL ORANGE(レーベルオレンジ)純米大吟醸」をIMADEYA店舗ならびにIMADEYA ONLINE STOREにて発売している。
HEAVENSAKEは、日本の伝統ある酒蔵が製造する日本酒を、高名なフランスのシャンパン醸造家、レジス・カミュがアッサンブラージュすることで生まれた日本酒。アッサンブラージュとは、単なるブレンドではなく、異なる風味の層を慎重に重ね合わせ、音楽を作曲するように調和の取れた上品な味わいを生み出す調合技法。このプロセスにより、日本酒の体験を新たな高みへと引き上げるという。
レジス・カミュは2016年にアッサンブラージュを初めて日本酒作りに持ち込んだ先駆者でありHEAVENSAKEは前衛的なブランドとして、日本酒の概念を再定義し、新世代の日本酒愛好家にも訴求する日本酒を生み出している。アッサンブラージュによって作り出されたHEAVENSAKEの日本酒は、その複雑さと遊び心により、伝統的な日本酒愛好家だけでなく、モダンな日本酒通も魅了している。
日本で初めて発売する「LABEL NOIR(レーベルノワール)純米大吟醸」(14,600円)、「LABEL ORANGE(レーベルオレンジ)純米大吟醸」(10,652円)は、新澤醸造店、佐浦がそれぞれ製造。グルテン、亜硫酸塩、保存料を一切含まない日本酒において、醸造アルコールを含まない純米酒にこだわっていることも特徴になる。
レジス・カミュは、IWCで8度の「ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー」の受賞歴があり、アッサンブラージュのマスターとして高く評価されている。レジスは、日本酒作りの伝統に敬意を払いながら、アッサンブラージュを通して独自の味わいを生み出すことを目指しており、その革新的な手法は、日本の酒蔵から驚きと称賛をもって受け入れられている。「酒造りの神」として知られる農口尚彦杜氏は、レジスの功績を称え、「レジスのアッサンブラージュが、これほど独自の風味を引き出すとは思いもよらなかった」と語っている。