お笑いコンビ・オズワルドの畠中悠と伊藤俊介が11日深夜、ニッポン放送のラジオ番組『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』にゲスト出演。22日にテレビ朝日系で生放送される漫才日本一決定戦『M-1グランプリ 2024』への思いを語った。
『M-1』は「黙ってやるのが一番いい」
2022年まで“4年連続ファイナリスト”として名を残したオズワルド。今大会では、惜しくも準決勝敗退となり、伊藤は、「俺たちは歯の抜けた昔のファイナリストなんで」と自虐気味。その真意について、「俺、気づいたんですよ。『M-1』は『M-1』で黙ってやるのが一番いいんだなって。テレビに出させてもらうということに関して、このキャラクターは非常に邪魔だということに気づいた」と語り、「『M-1』は『M-1』で、テレビはテレビ。あんまり表立って、『M-1』って言わないようにしてる」と心境を明かした。
バラエティ番組に出演するにあたり、『M-1』ファイナリストというイメージは必要ないと語った伊藤。「今は水面下で毎年参加させてもらってる」と控えめに話すと、畠中も、「ここ1~2年は楽しくやらせてもらってる。もちろん、悔しいですけど」と続け、近年はリラックスして挑んでいる様子。大会当日は、決勝戦の最後の1枠をかけた“敗者復活戦”に挑むが、伊藤は、「いいネタができたら」とサラッと意気込み、畠中も、「全然楽しめそうな感じ」とひょうひょうと語った。
また、オズワルドは、今年のファイナリストについても言及。なかでも、ダイタクの決勝進出がうれしかったそうで、畠中は、「ずっとお世話になってきたんで……」と感慨深げ。伊藤も、「俺たちにとって、超兄貴というか。全員泣いてましたね。帰ってくるまで、みんなで待ってましたし。結果発表終わるまで、いつもダイタクさんと行ってるお店で待ってましたもん」と振り返りながら、「これも年取ったなって思いますよ(笑)。昔だったら、悔しくて耐えられなかった」と苦笑していた。
なお『オールナイトニッポン0』は、放送後1週間以内であればradikoで聴取可能(エリア外の場合はプレミア会員のみ)。また、同番組は、ライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」で放送と同時に映像でも配信中。放送後には「17LIVE」限定のアフタートークも配信されている。
【編集部MEMO】
『オールナイトニッポン』は、ニッポン放送をキーステーションに全国ネットで放送されていラジオ番組。通称『オールナイト』『ANN』。『オールナイトニッポン0(ZERO)』、『オールナイトニッポンGOLD』、『オールナイトニッポンX』など、『オールナイトニッポン』ブランドで多くの番組が放送されている。