JR北海道は13日、ダイヤ改正を2025年3月15日に実施すると発表した。特急「大雪」の種別変更(ダイヤ改正後は特別快速「大雪」として運転)に合わせ、特急「オホーツク」も一部列車の運転時刻を見直し、北見・網走方面から利用しやすい時間帯の運転とする。

  • 特急「大雪」から特別快速「大雪」への種別変更に合わせ、特急「オホーツク」の運転時刻も見直す

現行の特急「オホーツク」は札幌～網走間で上下各2本を設定。下り「オホーツク1号」はダイヤ改正後も現行とほぼ同時間帯の運転だが、他の上り2本・下り1本は早朝または深夜の運転となっていることもあり、運転時刻の繰下げ・繰上げを行う。

上り「オホーツク2号」は現在、網走駅を5時58分に発車するなど朝早い時間帯の運転だが、ダイヤ改正後は網走駅6時55分発・北見駅7時46分発・旭川駅10時35分着・札幌駅12時10分着とし、運転時刻を約1時間繰り下げる。これにより、網走・北見エリアから利用しやすい時間帯の運転となる。

上り「オホーツク4号」は現在、網走駅17時27分発・札幌駅22時51分着だが、札幌駅到着が遅いことに加え、網走発の列車は日中時間帯の利用が多いとのことで、ダイヤ改正に合わせて運転時刻を繰り上げ、網走駅14時36分発・北見駅15時26分発・旭川駅18時22分着・札幌駅20時2分着とする。

下り「オホーツク3号」も、現在は札幌駅17時30分発・網走駅22時55分着で深夜の到着となるため、ダイヤ改正に合わせて時刻を繰り上げ、札幌駅15時30分発・旭川駅17時8分発・北見駅20時2分着・網走駅20時52分着(現行の下り「大雪3号」とほぼ同時間帯の運転)に変更。札幌駅や旭川駅から北見・網走方面へ利用しやすい時間帯の運転とする。