JR東日本は13日、ダイヤ改正を2025年3月15日に実施すると発表した。東北・山形新幹線において、ダイヤ改正までにE8系を追加投入。2026年春までにすべての「つばさ」をE8系に統一し、これにともないE3系の運転を終了する予定であることも明らかにされた。
山形新幹線では、新庄駅まで延伸された1999年12月にE3系1000番代を投入した後、2008年から400系の置換え用としてE3系2000番代を投入。東京~山形・新庄間の「つばさ」で活躍してきた。2024年3月のダイヤ改正で新型車両E8系がデビューし、これにともないE3系1000番代が定期運用から引退。E8系は2025年3月のダイヤ改正までに9編成を投入し、2026年春までに計15編成を投入する計画とされている。現在活躍しているE3系2000番代も、「つばさ」がE8系に統一される2026年春をもって運転終了する予定となった。
2025年3月のダイヤ改正後、新たにE8系を使用する「つばさ」は上下各9本。下りは「つばさ121・127・129・131・133・141・143・145・153号」(東京駅6時12分発・8時7分発・8時56分発・9時24分発・10時0分発・14時0分発・15時0分発・16時0分発・18時0分発)、上りは「つばさ122・124・138・140・142・146・150・158・160号」(東京駅9時12分着・9時35分着・13時48分着・14時48分着・15時48分着・17時48分着・18時48分着・22時24分着・23時28分着)をE8系に変更する。
なお、下り「つばさ131号」・上り「つばさ122・124号」以外の列車はE3系で運転する日がある。E8系で運転する予定でも、車両運用の都合等でE3系に変更する場合があるとのこと。