ドイツサッカー連盟(DFB)は12日、バイエルンに所属する同国代表MFジャマル・ムシアラが2024年のナショナル・プレーヤー・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀選手)に選出されたことを発表した。
投票はドイツ代表のInstagramにてファンクラブとの共同で行われ、合計約14万5000人のユーザーが参加したとのこと。ムシアラは得票率56%で2022年以来自身2度目の選出を果たした。なお、2位にはレヴァークーゼン所属のMFフロリアン・ヴィルツ(得票率38%)、3位にアーセナル所属のFWカイ・ハヴァーツ(6%)が入っている。
現在21歳のムシアラは「17歳3カ月25日」でトップチームデビューを飾ったバイエルンで中心選手として活躍。2023-24シーズンはチームが12年ぶりの無冠に終わったなか、公式戦38試合出場12ゴール8アシストという成績を残し、今シーズンはここまで公式戦20試合で13ゴール5アシストをマークしている。
また、ユリアン・ナーゲルスマン監督率いるドイツ代表でも攻撃の主軸として躍動。背番号「10」を託され臨んだ自国開催のEURO2024では、スコットランド代表との開幕戦での追加点をはじめ、5試合で3ゴールをマークした。スペイン代表MFダニ・オルモ(バルセロナ)やイングランド代表FWハリー・ケイン(バイエルン)らとともに大会得点王に輝き、欧州サッカー連盟(UEFA)選出の大会ベストイレブンにも輝いている。2024年に行われた国際Aマッチでは、通算5ゴール5アシストをマークした。