トッテナムを率いるアンジェ・ポステコグルー監督が、ドイツ代表FWティモ・ヴェルナーのパフォーマンスに苦言を呈した。12日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
ヴェルナーは12日に行われたヨーロッパリーグ(EL)・リーグフェーズ第6節のレンジャーズ戦に左サイドで先発出場したものの、得点に絡むことはできずにハーフタイムで交代となった。なお、試合は47分に先制点を許したものの、75分にデヤン・クルゼフスキが同点弾を決め、1-1のドローに終わり、公式戦5試合未勝利(3分け2敗)となっている。
試合後、ヴェルナーを交代させた理由について問われたポステコグルー監督は「彼は本来のレベルでプレーしていなかったからだ」と低調なパフォーマンスだったことが交代理由となったことを明かした。
「18歳の選手が(プレーして)いる中で、これは私にとって受け入れられないことで、ティモにもそれは言った。彼はドイツ代表のシニアの選手なのだ。今の状況では選択肢がたくさんあるわけではない。少なくとも全員がベストを尽くすようにプレーをしてほしい。前半の彼のパフォーマンスは受け入れられなかった」
また、この叱責を受けたヴェルナーはどのような反応を見せたのか聞かれたポステコグルー監督は「よくわからない。そんなに気にしていることではない」と語りながら、チーム全体にさらなる奮起を要求した。
「彼を含め、全員が貢献する必要がある。なぜなら、私たちはパフォーマンスが悪い選手を外すほど選手層が厚いわけではないからだ。彼らには自分の役割を全うしてもらう必要がある。特にベテラン選手だ。若手選手に大きな仕事を頼むときには、ベテラン選手の何人かにもそれなりのパフォーマンスを期待しているけど、今日はそれができていなかった」
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