◆ 大富豪オーナー率いるメッツが大型補強を画策
ニューヨーク・メッツがFAを迎えているピート・アロンソ内野手(30)との再契約を目指しているようだ。現地時間12日、MLB公式のアンソニー・ディコモ記者が報じた。
1986年以来のワールドシリーズ制覇を目指すメッツは、同11日に今オフ最大の大物とされたフアン・ソトの獲得を発表。翌12日の入団会見に出席したスティーブ・コーエン球団オーナーは、アロンソとの再契約を目指していることを示唆。プロスポーツ史上最高額でソトを射止めた今もなお、長距離砲の補強を狙い、元主砲と接触を続けているという。
アロンソは2016年のドラフトでメッツに入団。2019年にMLBデビューを飾ると、新人最多記録となる53本塁打を放ってナショナル・リーグの本塁打王、新人王に輝いた。2022年にはリーグ最多の131打点を挙げるなど、メッツの主砲として6シーズン通算226本塁打、586打点、OPS.854をマーク。オールスターゲームに4度選出され、2023年にはアメリカ代表としてWBCに出場した。
今季は全162試合に出場して打率.240、34本塁打、88打点、OPS.788という成績。ブリュワーズとのワイルドカードシリーズ第3戦では9回表二死から起死回生の逆転3ランを放ち、シリーズ突破に導いた。