レアル・マドリードは12日、フランス代表FWキリアン・エンバペのメディカルレポートを発表した。
エンバペは10日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第6節のアタランタ戦に先発出場し、10分には華麗なトラップから先制点を決めるなど、3-2での勝利に貢献を果たした。しかし、自ら座り込んだ後、36分に負傷交代を余儀なくされていたことから、状態には注目が集まっていた。
そんななか、レアル・マドリードはエンバペが受けた検査結果を発表。左足大腿部の負傷と診断され、今後は回復状況を観察していく予定であることを明らかにした。
なお、離脱期間は明らかになっていないが、大手メディア『ESPN』の報道によると、約10日間の離脱になるという。それでも、レアル・マドリードとしては負傷を悪化させるリスクを避けるため、エンバペを急いで復帰させることはないことも指摘されている。
この影響で、エンバペは14日に行われるラ・リーガ第17節のラージョ・バジェカーノ戦を欠場するほか、18日に予定されているFIFAインターコンチネンタルカップ(旧:クラブワールドカップ)決勝も欠場を余儀なくされる可能性が浮上している。