伊織は12月11日、「タオルの利用実態」関する調査結果を発表した。調査は2024年9月17日〜19日、全国の30代~50代の男女300名を対象にインターネットで行われた。

家庭内で使われずに余っている"タオル在庫"の実態

  • 家庭内の"タオル在庫"の実態

全回答者のうち、77.3%が「未使用のタオルを持っている」と回答した。「10枚以上」未使用のタオルを持っている人は40.7%だった。50代は「30枚以上」が15.0%と、他の年代よりも自宅で抱えるタオル在庫が多い傾向が明らかとなった。

タオルの買い替え時の実態

  • タオルに関する困りごと

タオルに関する困りごとを聞いたところ、1位は「臭いや汚れ(41.0%)」となった。2位は「生地が固くなる(36.3%)」、3位は「吸水性が落ちる(28.3%)」と続く。

30代は「乾きにくい(23.0%)」が平均より高く、「吸水性が落ちる(20.0%)」が平均より低い結果に。また、女性の方が「生地が固くなる(48.7%)」を回答した割合が高かった。

  • タオルの買い替え時

「どんな時にタオルの買い替えを検討しますか」という質問では、「古くなったと感じた時(71.7%)」がトップに。「臭いや汚れが気になる時(60.7%)」「生地の質感が変わった時(40.7%)」と続いた。

50代は「生地の質感が変わった時(49.0%)」、30代は「臭いや汚れが気になる時(67.0%)」が平均よりも高い傾向に。また、女性の方が「生地の質感が変わった時(47.3%)」が高く、男性の方が「吸水性が落ちた時(36.7%)」が高い傾向にあった。

  • タオルの買い替えサイクル

タオルを「3年以上買い替えない人」は43.3%。うち「5年以上」は26.0%だった。

バスタオルを毎日洗う人の割合は?

  • バスタオルの利用実態

バスタオルを持っている回答者(288名)のうち、74.0%が「毎日使用している」など、ライフスタイルの変化が進む一方で、バスタオルは愛用され続けていることがわかった。

バスタオルを毎日洗う人は56.3%、フェイスタオルを毎日洗う人は68.3%にとどまった。

タオル選びで重視することの1位は「吸水性(53.0%)」で、2位は「価格(49.7%)」、3位は「柔らかさ(41.7%)」だった。女性は「吸水性(56.0%)」がトップだが、「柔らかさ(49.3%)」も高かった。男性は「特に重視することはない(17.3%)」が女性と比較して高く、トップは「価格(50.7%)」「吸水性(50.0%)」だった。