小学校3年生の時にスカウトされ、芸能界入りを果たした永野芽郁。とくに近年は、アイドル的な人気と確かな演技力を兼ね備えた若手の実力派女優として目覚ましい活躍を見せています。
今回はマイナビニュース会員401人に、そんな永野芽郁が出演するドラマについて聞きました。その結果をランキング形式でご紹介します。
永野芽郁出演ドラマの人気ランキング
- 1位:連続テレビ小説 半分、青い。(20.1%)
- 2位:ハコヅメ~たたかう! 交番女子~(19.3%)
- 3位:3年A組 -今から皆さんは、人質です-(12.8%)
- 4位:大河ドラマ 真田丸(6.9%)
- 5位:大河ドラマ 八重の桜(5.8%)
- 5位:君が心をくれたから(5.8%)
- 7位:イチケイのカラス(5.5%)
- 8位:ハガネの女(3.3%)
- 8位:僕たちがやりました(3.3%)
- 8位:親バカ青春白書(3.3%)
続いてはトップ10までの作品概要とアンケート回答者のコメントを一部紹介します
1位:『連続テレビ小説 半分、青い。』(20.1%)
『連続テレビ小説 半分、青い。』は、2018年度前期放送のNHK「連続テレビ小説」第98作のテレビドラマ。高度成長期の終わりから現代までを七転び八起きで駆け抜けたヒロインの、約40年にわたる物語を描いています。
大阪万博の翌年の1971年、岐阜県に生まれた楡野鈴愛(にれの・すずめ)。迂闊だが失敗を恐れない鈴愛でしたが、小学生のときの病気で左耳を失聴するという大きな試練を経験します。
「失敗って、楽しい。今日とは違う明日が、きっと見つかるから…。」と、前向きに生きる鈴愛。さまざまな困難を乗り越え、やがて彼女は"そよ風の扇風機"という一大発明を成し遂げます。
本作で永野芽郁は主人公・楡野鈴愛を、彼女の幼なじみ・萩尾律(はぎお・りつ)を佐藤健が演じました。ユーザーからは、「かわいかったし、適役だった」「元気な演技で朝からパワーを貰えた」「初々しさが新鮮でした」「佐藤健さんとの共演で、とても胸キュンしました!」など、強い印象を残した作品となりました。
ユーザーコメント
「すずめ役がピッタリで良かった」(女性・51歳)
「やはりこれでしょう! すずめと律の青春ハートフルストーリーがよかったですね」(男性・56歳)
「朝ドラはなかなか観れないのですが、永野さんの『半分青い』はとても良かったので、全部観ました」(男性・52歳)
「一躍、有名女優にのし上がった作品。聴覚に障害がある難しい役ながら、ヒロインを演じ切りました」(男性・40歳)
「世代的にピッタリでよく観ていました。主人公の性格には少しついていけない感じもしましたが、まあドラマですので許せました」(男性・53歳)
「朝ドラをよく見るのですが、芽郁ちゃんはとてもカワイイですし笑顔に癒やされる」(男性・45歳)
「時の流れと心の葛藤が上手く描かれていて、とても面白かったです」(男性・59歳)
「方言や言葉のイントネーションも自然に話されていて、演技力がある女優さんだと思いました。見た目の美しさだけでは無い、しっかりした人物と思いました。ドラマでも青臭く、苦労する人物の役柄は惹かれるものがありました。この先も映画やドラマでイイ役柄、ワルい役柄といろんな面で見てみたい」(男性・36歳)
2位:『ハコヅメ~たたかう! 交番女子~』(19.3%)
『ハコヅメ〜たたかう! 交番女子〜』は、泰三子のマンガ『ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜』を原作としたテレビドラマ。2021年、日本テレビ系「水曜ドラマ」で放送されました。戸田恵梨香と永野芽郁のダブル主演作となります。
埼玉県にある町山交番に勤務する、新人女性警察官の川合麻依(かわい・まい)。警官としての過酷な業務に辟易とする毎日を過ごしています。そこへ、元刑事課のエースながら、パワハラで左遷されたと噂の藤聖子(ふじ・せいこ)が上司として赴任してきます。実は聖子の異動は、彼女の同期をひき逃げした犯人の検挙が目的でした。聖子とともにペアで仕事をしていくうちに、麻依は警察の仕事に対してやりがいを感じるようになっていきます。
藤聖子役を戸田恵梨香、川合麻依役を永野芽郁、町山交番の所長・伊賀崎秀一(いがさき・しゅういち)をムロツヨシが演じた本作。コメントでは、「永野芽郁のかわいらしさが出ていた」「婦警姿が可愛い」「戸田恵梨香さんとの掛け合いが面白かった」「頑張っている姿が印象的」などの声が届いています。
ユーザーコメント
「制服が似合っていて、可愛かった」(女性・51歳)
「永野芽郁さんのキャラクターにぴったりな配役で、演技も上手で印象的でした」(男性・41歳)
「シリアスとコメディのバランスがちょうどよく、キャラにあっていた」(女性・52歳)
「すごく活き活きした演技で、とても役どころに合っていた」(女性・40歳)
「『半分、青い』と迷いましたが、軽快で芽郁さんのイメージに合っている作品」(女性・58歳)
「とても軽く見られるドラマでした。『君が心をくれたから』も好きですが。永野芽郁ちゃんと戸田恵梨香さん、どちらも好きな女優さんなのでこれを選びました」(女性・54歳)
3位:『3年A組 -今から皆さんは、人質です-』(12.8%)
『3年A組 -今から皆さんは、人質です-』は2019年、日本テレビ系「日曜ドラマ」で放送された、オリジナル脚本によるテレビドラマ。卒業10日前に生徒たちを監禁した高校教師の謎の行動を描く、学園サスペンス作品となっています。
卒業まで、残り10日となった魁皇高校。3年A組担任の柊一颯(ひいらぎ・いぶき)はクラス全員を集め突然、「今から皆さんには、人質になってもらいます」と宣言。半年前に自ら命を落とした、名門水泳部のエースで学園のスター・景山澪奈(かげやま・れいな)の、その死の真相について課題を出します。果たして一颯の真意とは? そして生徒たちの運命は……。
主人公の柊一颯を菅田将暉、景山澪奈を上白石萌歌、彼女の気弱な友人の茅野(かやの)さくらを永野芽郁が演じた本作。「サスペンス的で面白かった」「演技がとても上手な印象を受けた」「最高に楽しかったです。また観たいと思う!」などの声が寄せられました。
ユーザーコメント
「シリアスなドラマでしたが、泣きの演技や友だちを失った悲しさが表現出来ていて、すごいなと思いました」(女性・32歳)
「初めて永野芽郁さんを知った作品です。生徒役ですが堂々としていて、すごくキーパーソンになる役柄だったので よく覚えています」(女性・48歳)
「実際にリアルタイムでみていたが、菅田将暉との迫真迫る駆け引きの演技がすごいと思った」(男性・31歳)
「狂気さとシリアスな演技が良かったので」(男性・53歳)
「怖かったですが、毎回欠かさずに見ていました。そんな中で存在感はぴかイチでした」(男性・54歳)
4位:『大河ドラマ 真田丸』(6.9%)
『大河ドラマ 真田丸』は、2016年放送のNHK大河ドラマ第55作。三谷幸喜・脚本で、堺雅人が主人公・真田信繁(幸村)を演じました。後世に「日ノ本一の兵(つわもの)」と称えられる、戦国時代最後の名将・真田幸村の生涯を、信繁青春編、大坂編、三成・九度山編、大坂の陣編の4部構成で描いています。
好奇心にあふれ、冒険を好み、戦国の世を駆け抜けた真田源次郎信繁(のちの真田幸村)。いつしか彼は、覇者・徳川家康をも恐れさせる伝説の武将となっていきます。
真田信繁役の堺雅人のほか、信繁の父・真田昌幸を草刈正雄、兄・信之を大泉洋、姉・松を木村佳乃など錚々たるキャストで制作された本作。永野芽郁は、中川大志演じる豊臣秀頼の正室・千(せん)役で出演しています。コメントでは、「可愛かったので印象に残っている」「興味深いキャラクター」「演技が強く印象に残っている」などがありました。
ユーザーコメント
「千姫のイメージと合っていると思う」(男性・53歳)
「最後の方の話しか出なかったが、将来性を感じさせた」(男性・52歳)
「近年の大河ドラマでは一番の傑作だと思っている。劇中でひときわ存在感を放っていた」(男性・56歳)
5位:『大河ドラマ 八重の桜』(5.8%)
『大河ドラマ 八重の桜』は2013年、NHK大河ドラマ第52作として放送されたテレビドラマ。綾瀬はるかを主演に、同志社を創設した新島襄(にいじま・じょう)の妻となった八重(やえ)の生涯を描いています。
会津藩砲術師範・山本家の長女、八重は、自由奔放かつ男まさりの性格。会津・鶴ヶ城に立てこもり、女性ながら銃を持って戦った、まさに「幕末のジャンヌ・ダルク」でした。維新後、彼女はアメリカ帰りの新島襄の妻となり、“不義には生きない"会津武士道の魂を守り抜きながら、時代をリードする“ハンサムウーマン"となっていきます。
新島八重を綾瀬はるか、新島襄をオダギリジョーが演じた本作。永野芽郁は、八重の幼馴染であり、八重に密かに想いを寄せていた、玉山鉄二演じる山川浩(やまかわ・ひろし)の四妹、山川常盤(やまかわ・ときわ)の少女期を演じました。
ユーザーコメント
「綺麗で華があり、良い」(女性・41歳)
「彼女を代表する作品だと思う」(男性・48歳)
「この時代に本当にいたのではないか、と思ってしまうほどよかった」(男性・58歳)
5位:『君が心をくれたから』(5.8%)
『君が心をくれたから』は2024年、フジテレビ系「月9」枠にて放送されたファンタジー・ラブストーリー。永野芽郁は主人公を演じています。
逢原雨(あいはら・あめ)は、幼い頃に受けた母親からの虐待の影響で、自分に自信が持てずにいました。東京でパティシエ修行をする雨は、故郷・長崎に戻った折にかつてただ一人心を通わせた高校時代の先輩、朝野太陽(あさの・たいよう)と再会。しかしその直後、彼は交通事故に遭ってしまいます。
絶望する雨の前に、あの世からの案内人と名乗る男女が出現。自身の五感と引き換えに、太陽の命を救うという条件を提示されます。彼女は、その過酷な提案を受け入れる決意をするのですが……。
主人公の逢原雨を永野芽郁が、相手役の朝野太陽を山田裕貴が演じた本作。ユーザーからは、「ストーリーが切なくて、役柄がピッタリだった」「共感でき、とても感動した」「純朴さが泣けました」などの声が寄せられています。
ユーザーコメント
「何度見ても感動するエピソード」(男性・47歳)
「可哀想な女の子を上手く演じていたと思う」(女性・36歳)
「五感を失っていく演技を、見事にやり遂げていた」(男性・49歳)
7位:『イチケイのカラス』(5.5%)
『イチケイのカラス』は2021年、竹野内豊主演でフジテレビ系「月9」枠にて放送。浅見理都の同名マンガを原作とするテレビドラマです。
地方裁判所の第一刑事部(通称:イチケイ)を舞台に、最終学歴が中卒の判事・入間(いるま)みちおと、彼を取り巻く曲者揃いの裁判官たちの活躍を描くストーリーです。
竹野内豊が、主人公・入間みちおを演じた本作。永野芽郁は、映画『地獄の花園』とのコラボの一環としてバカリズム、広瀬アリス、遠藤憲一とともに第4話にゲスト出演。美人局の被告人で、詐欺の起訴事実を確認されるものの舌打ちして明確に答えず、法廷で確認と舌打ちの応酬を繰り返す、というクセの強い役どころを演じています。
ユーザーコメント
「出演している永野芽郁がすごく可愛い。見ていて飽きない。すごく役がマッチしていた。好き」(男性・37歳)
「その頃、ちょうど自身も裁判中だったため、興味深く見た。ストーリーもなかなか面白くキャストも良く、映画も見に行った。『あんな熱い裁判官たちが本当にいたら良いなー』と思ったが、実際は皆無」(女性・53歳)
8位:『ハガネの女』(3.3%)
『ハガネの女』は、は、深谷かほるの同名マンガを原作とした、テレビ朝日系の連続テレビドラマ。主演を吉瀬美智子が務め、2010年にseason1が、2011年にはseason2が放送されました。
小学校教師の芳賀稲子(はが・いねこ)、通称"ハガネ"。1年で3度も担任が辞めていった4年さくら組の担任になった彼女が、問題があるのは子どもたちか、それとも保護者たちなのか、学園の問題の本質に立ち向かっていく物語となっています。
永野芽郁が、吉瀬美智子演じる芳賀稲子の小学生時代を演じた本作。子役時代の彼女を見ることができる、貴重な作品となっています。
ユーザーコメント
「見てて可愛らしいし、楽しかった」(男性・47歳)
「特に印象に残っています。素敵な女優さんだと思います。頑張って欲しいです」(男性・57歳)
8位:『僕たちがやりました』(3.3%)
『僕たちがやりました』は、原作:金城宗幸、漫画:荒木光による同名マンガを原作としたテレビドラマ。2017年、フジテレビ系「火曜21時枠」にて放送されました。
高校2年生の増渕(ますぶち)トビオは、同級生ら3人と共にそこそこ楽しい日常を送る、イマドキな高校生。ヤンキー高校の不良たちに仲間をボコボコにされた彼らは、ちょっとしたイタズラ心で復讐を企てますが、それひょんなことから大事件に発展。いつの間にか、“爆弾事件の容疑者"になってしまいます……。
主人公の増渕トビオを窪田正孝が演じた青春逃亡サスペンス。永野芽郁はトビオの幼馴染で、美少女のヒロイン・蒼川蓮子(あおかわ・れんこ)役で出演しています。
ユーザーコメント
「キャストが豪華で、その中でも永野さんは若くて可愛く、一際目立っていました」(男性・43歳)
「なかなか自首できない主人公。その恋人役をうまく演じていたのが、印象に残っている」(男性・52歳)
8位:『親バカ青春白書』(3.3%)
『親バカ青春白書』は2020年、日本テレビ系列の「日曜ドラマ」枠で放送されたテレビドラマ。主演は、ムロツヨシが務めています。
東大出身の"一発屋"の小説家、小比賀太郎(おびか・たろう)。妻の幸子を10年前に亡くして以来、愛する娘のさくらと2人暮らしをしています。ある日、さくらの受験した立青学院大学の合格発表を見に行くと、さくらと共に、なんと太郎も合格していました。
実は太郎は、女子校育ちのさくらが共学の大学で悪い男と出会わないかを心配し、密かに同じ大学を受験していたのでした。こうして、父と娘のキャンパスライフがスタートします。
ムロツヨシと永野芽郁が親子を演じたことで話題となった本作。コメントでも、「ムロツヨシとの掛け合いが面白かった」「父親が娘と同じ大学に通うという設定が面白かった」「テンポの良い親子の会話が面白かった」など好感の声が届いています。
ユーザーコメント
「娘役の永野芽郁さんと、父親役のムロツヨシさんの親子にほっこりしました」(女性・50歳)
「小さい頃から父子家庭だったから、自分を見ているようで。コメディーなのに毎回泣ける部分もあって、すごく面白かった」(女性・46歳)
永野芽郁が出演したドラマランキングのまとめ
2009年、小学校3年生でデビューを果たした永野芽郁。まだ25歳の若さながら、すでに15年に及ぶキャリアを誇ります。そんな彼女の芸歴を反映してか、今回のアンケートでも、『八重の桜』や『ハガネの女』など、子役時代の出演作もランキングにあがっています。もちろん、主演級で出演した最近のドラマ作品の活躍ぶりも鮮烈な印象です。今後も、ますます注目される存在であることは間違いありません。
調査時期: 2024年11月15日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女合計401人(男性:294人、女性:107人)
調査方法: インターネットログイン式アンケート