JR東日本とJR東日本びゅうツーリズム&セールスは12日、阿武隈急行とのコラボレーション企画として、阿武隈急行の車両8100形で東北本線を走行する「阿武隈急行8100形で行く宮城・福島ぐるっと一周」ツアーを実施すると発表した。

  • 「阿武隈急行8100形で行く宮城・福島ぐるっと一周」ツアーが行われる

阿武隈急行8100形は、1988年7月の阿武隈急行線全線開通に合わせて製造された第三セクター鉄道最初の交流電車。2023年3月のダイヤ改正まで、東北本線槻木~仙台間の直通乗入れ車両としても運用されたが、現在は阿武隈急行線福島~槻木間のみの運用となっている。

今回のツアーは、仙台駅発着コースと梁川駅発着コースの2コースを設定した。仙台駅発着コースは、仙台駅を10時24分頃に発車し、東北本線・阿武隈急行線を通って12時12分頃、梁川駅に到着。12時20分頃に同駅を発車し、福島駅を経由して15時3分頃、仙台駅に帰着する。梁川駅発着コースは、12時20分頃に梁川駅を発車し、福島駅を経由して15時3分頃、仙台駅に到着。15時15分頃に同駅を発車し、東北本線・阿武隈急行線を通って17時1分頃、梁川駅に帰着する。

車内では、「当日のお楽しみ」という沿線のグルメを提供するほか、阿武隈急行とJR東日本の社員によるツアー限定の車内放送を実施。阿武隈急行線内で鉄道グッズの車内販売も行う。

旅行代金は大人1万3,800円・こども1万1,900円。参加特典として、記念乗車証、「阿武隈急行×JR東日本」ツアーオリジナルグッズ、阿武隈急行オリジナルグッズが付く。募集人数は140人。JR東日本びゅうツーリズム&セールス「日本の旅、鉄道の旅」サイトで12月13日14時から先着順に申し込みを受け付ける。募集期間は2025年1月11日23時59分まで。満員の場合はキャンセル待ちとなる。