俳優の遠藤憲一が10日深夜、ニッポン放送のラジオ番組『あののオールナイトニッポン0(ZERO)』(毎週火曜27:00~28:30)にゲスト出演。歌手でタレント・あのとのドラマ共演を振り返った。

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遠藤憲一、あのとの共演は「お世辞抜きで…」

同日に最終話が放送されたテレビ朝日系ドラマ『民王R』で共演した遠藤とあの。総理大臣・武藤泰山役の遠藤は、秘書・冴島優佳を演じたあのについて、「一緒にいて居心地がいいから、自然といつもそばにいたでしょ? 横にいて、何となくボソボソ話してる」と休憩時間を一緒に過ごしていたことを明かし、「無理しないでいられる。心が安定してるんだよ、あのちゃんは」「めちゃめちゃエンジンかける人とかいるけど、あのちゃんは変わんない」と印象を吐露。続けて、「あのちゃんとの芝居が面白かった。お世辞抜きで。何が出てくるかわかんないところがあって、本当に面白かった」と、あのの演技を手放しで絶賛した。

また、同ドラマの4話では、あの演じる冴島が涙を流すシーンも。「泣くシーンがはじめてだった」と明かしたあのに、遠藤は、「すごい泣き方したんだよね。編集で涙がポロってところを使われてたけど、本当はガン泣きしてたもんね」という裏話を暴露。「あのちゃんはスイッチ入ると、絶対何か起こすから。一回目やったとき、“泣けない”って言ってたじゃん? もっと先のほうから芝居してれば泣いてくるような気がしたから、先のほうから見せて。そしたら案の定、スイッチ入ってすごい泣き方してたから、スゲーなと思っちゃって」と振り返ると、あのは、「すごい泣き過ぎちゃって、号泣みたいな。嗚咽しそうな感じで」と打ち明けていた。

そんなあのに、「普通のOLみたいなのをやらせたら絶対に面白い」「あのちゃんにいろんな喜怒哀楽を。怒ったり、落ち込んだり、恋愛してみたり。いろんなものをやらせてみたら、どんな表現になるのか」と俳優としての期待を寄せた遠藤。あのは、「すごいうれしい」と照れながら、「僕もできたらなと思ってます。頑張ります!」と気合い十分。エンディングで、「また共演したら面白いね。いつか、娘役とか」と再共演を熱望した遠藤は、あのに、「え~? できるかな……」と不安そうに返されるも、「できるよ、全然」と、明るい声で太鼓判を押していた。

なお同番組は、放送後1週間以内であればradikoで聴取可能(エリア外の場合はプレミア会員のみ)。また、『オールナイトニッポン0』は、ライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」で放送と同時に映像でも配信中。放送後には「17LIVE」限定のアフタートークも配信されている。

【編集部MEMO】
2023年4月にスタートした『あののオールナイトニッポン0(ZERO)』。ラインナップ発表会見に出席したあのは、「しゃべるのが拙いほうなんですけど、それ(そんな自分がパーソナリティを務めること)もまた新しい試みだなと思うのでありがたいです」と心境を述べ、番組ゲストに迎えたい人を聞かれると、「願望は本田圭佑さん」「言ってることがすごくデカくてカッコいい。完璧なのに抜けてるというか、お茶目だからすごくかわいらしくて、お話してみたいです」と目を輝かせていた。