打撃練習する平沢大河[撮影=岩下雄太]※写真はロッテ時代

 西武は12日、現役ドラフトでロッテから加入した平沢大河の入団会見を行ったと発表した。背番号は『39』に決定。

 平沢は球団を通じて「9年間千葉ロッテマリーンズでプレーをして納得する成績を残すことはできませんでしたが、この移籍を良い契機として、ライオンズではチームに貢献していきたいです。ライオンズの印象はベテランと若手の良いバランスが取れ、良い雰囲気で野球をしていると感じていました。私の強みは出塁率が高いことなので、そこを変わらず生かしたいです。来年はプロ10年目と節目を迎えるので、ライオンズで必ずキャリアハイを達成したいです」とコメントした。

 平沢は15年ドラフト1位でロッテに入団し、井口資仁氏が監督就任した18年に外野に挑戦し、シーズン自己最多の112試合に出場。19年以降は故障や打撃不振で思うような結果を残せず。今季は2年ぶりに一軍出場がなかった。新天地でレギュラー奪取に期待がかかる。